あらすじ
女性の地位が低かった時代、つつみかくさない恋の情熱をうたった与謝野晶子の短歌は、世の中に衝撃を与えました。戦争を批判したときは手ひどい攻撃を受けましたが、その後も晶子はことばを武器にして古い考えと戦います。女性の自立と自由を高らかにうたった情熱の歌人の生涯です。
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Posted by ブクログ
『みだれ髪』で有名な与謝野晶子。同じ女性として彼女のような方がこの時代の日本にいて、本当に感謝です。女性であるが故の制限がありながら、言葉という手段で自由に表現し続けたこと、子育てしながらも仕事を続けたワーママの大先輩。本当に大変だったと思うが、勇気づけられた。
Posted by ブクログ
幼少期愛読していた伝記。
改めて読み返してみると、家父長制の時代にここまで自分の意見を出した与謝野晶子がカッコよすぎる。
未だに男女平等とはいえない今日です。
与謝野晶子の意志を継いで、私たちも生きていかねば。
Posted by ブクログ
与謝野晶子が平塚らいてうとこんなに深く関わっていたのは初めて知った。晶子は商家の出だから女性も働くべき、らいてうは役人の娘だから母性を保護すべき。どっちも大事な考え方。本人が望む生き方をサポートできる世の中であってほしい。こどもをうむのは女性にしかできないのだから、そのことで評価を下げるのはやめてほしい