あらすじ
わたしの子供時代、わたしが好きなもの、
家族のこと、新たにスタートしたブランドのこと。
いままでのわたしのすべて。
結婚も出産も覚悟を持って決めた
この先もっと大変なことがあっても大丈夫。
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本書はpecoさんの初めてのエッセイとなります。
2016年にryuchellさんと結婚し、2018年に男の子を出産。
子どもの頃から自己肯定感高めに育てられてきたというpecoさんですが、
どのようなご家庭で育ったのか、幼少期を振り返ります。
また、大好きだったファッションについて、家族について、子育てについて思うこと。
さらに、ryuchellさんとの出会いから結婚まで、その後2022年に夫婦という関係を解消し、
これから新しい家族として同居も子育ても一緒にするという決断をしたこと、
その発表に至るまでのリアルな気持ち、葛藤についても綴っています。
本書は2022年、pecoさんが自分の言葉で伝えたいという思いから制作がスタートしました。
結婚、出産、新しい家族になるという決断もすべて、強い覚悟と責任を持って決めてきたというpecoさん。
彼女が強くなれる理由、その背景について綴ります。
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Posted by ブクログ
子供を出産後本を読めていなかったけど、
1年ぶりに読みたすぎて手に取りました。
とっても読みやすくて1日で読めました!
(子供が寝ている夜中に( ᴗ ̫ ᴗ )笑)
あたたかい言葉がたくさん詰まっていて
涙が流れてくるところもありました。
りゅうちぇるに対する胸の内も
詳しく書いてくれていて、
(カミングアウトされたときのことや
2人目を考えていたことなどなど)
難しい話題のように思うのに、
実際に目の前でpecoちゃんが
話してくれているかのように
飾ることもなくpecoちゃんの言葉で
綴られていてとても分かりやすく
スッと内容が入ってきました。
1人の女の子が大好きなことを追い求め
大好きな人に出会い、
大好きで大切な家族を築き、
母親として成長していく様が
とてもかっこよく、尊敬でしかありません。
りゅうちぇるのことは本当に残念で、
赤の他人の私でさえも見守りたいと思う2人を
なぜ置いていってしまったのか、
なぜ置いていけるのだろうと
全く関係ないのに思ったことも
ありますが読んでいるとりゅうちぇる も
沢山しんどい思いと葛藤していたのかなと
足りない想像力ですが苦しく思いました。
息子の成長をりゅうちぇると
分かち合うことが出来ないということが
寂しいとありましたが、
何か気持ち等を共有できる相手が
いるということは本当に幸せだと思うし、
当たり前が当たり前じゃないんだなと
読んでいて改めて実感させられました。
何事にも明るく楽しく前向きに
生きているpecoちゃん、
心優しいりんくくん、
いつまでもこの親子が楽しく幸せに
暮らせるように願っています。
また読み返したいと思える1冊でした。