【感想・ネタバレ】My Lifeのレビュー

あらすじ

わたしの子供時代、わたしが好きなもの、
家族のこと、新たにスタートしたブランドのこと。
いままでのわたしのすべて。
結婚も出産も覚悟を持って決めた
この先もっと大変なことがあっても大丈夫。
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本書はpecoさんの初めてのエッセイとなります。
2016年にryuchellさんと結婚し、2018年に男の子を出産。
子どもの頃から自己肯定感高めに育てられてきたというpecoさんですが、
どのようなご家庭で育ったのか、幼少期を振り返ります。

また、大好きだったファッションについて、家族について、子育てについて思うこと。
さらに、ryuchellさんとの出会いから結婚まで、その後2022年に夫婦という関係を解消し、
これから新しい家族として同居も子育ても一緒にするという決断をしたこと、
その発表に至るまでのリアルな気持ち、葛藤についても綴っています。

本書は2022年、pecoさんが自分の言葉で伝えたいという思いから制作がスタートしました。
結婚、出産、新しい家族になるという決断もすべて、強い覚悟と責任を持って決めてきたというpecoさん。
彼女が強くなれる理由、その背景について綴ります。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

pecoちゃんとruchellが教えてくれる自分らしい人生の生き方と、人との向き合い方、家族を大切にする方法。きっとそれら全てが私に当てはまることではないけれど、素敵な言葉とこの家族の思いを受け取れる最高の本だった。大切にしたい。

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2025年06月24日

Posted by ブクログ


良かった。すごく良かった。
一時に比べると、最近はテレビではあまり見かけなくなったけど、子育て、仕事にすごく頑張っている姿、またpecoちゃんの言葉でりゅうちぇるのこととか、子育て、ジェンダーに対する思いが書かれていいて、あっという間に読んでしまった。

そして何よりpecoちゃんの、そしてお母さんとしての覚悟や強さが見えて、感動したし、その芯の強さを見習いたいと思った。
それは家族のことだけじゃなくて、ファッションひとつとっても、自分の好きな自分でいる、相手の意見もまずは聞いてそういう考えもあるのかと受け入れるそういうpecoちゃんの思考が本当に好き。

SNSが普及し、周りの評価が気になる時代の中、私もすごく周囲の目を気にすることが多いけど、そうじゃなくて私は私の好きな自分でいられるよう素直な自分でいられるよう生きていきたいと思う。
この本は何度も読み返すんだろな、、
枕元に置いておきたい一冊です。

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2025年02月26日

Posted by ブクログ

ぺこりんのように強くて素敵な人と一緒にいたからりゅうちぇるは自分の気持ちを言える日が来たんじゃないかな

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2025年01月17日

Posted by ブクログ

今のご自身の想いを素直な言葉で率直に誠実に書かれている。
たまに関西弁で自分にツッコミ入れてるとことか、
クスッと笑えるしリアル感も出てて好き。

亡き大切な人の事を話してる部分はやはり涙が出てくる。
私も最近母を亡くしたからかな…と思ったり。

『My Life』というタイトルで、
『Life Goes On』な決意で終わっててまたウルっときた。

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2025年01月17日

Posted by ブクログ

ぺこちゃんの考え方がとてもとても素敵でした。
自分の考えをしっかり持っていて、かつ、ブレない強さをもってるぺこちゃん、尊敬します。

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2024年12月11日

Posted by ブクログ

2024.12.3
エッセイを読んでこんなに胸が苦しいのは初めてなんじゃないかな。
peco ちゃんの生い立ち、好きなもの、りゅうちぇるとの出会い、息子さんのこと、愛犬アリソンのこと、お洋服のブランドのことなど、pecoちゃんの等身大の感情が感じられた。
インスタもフォローしていないし昔からのファンでもないのに、むしろ名前だけ知ってるくらいだったのに、芯が強くて聡明なpecoちゃんの魅力を感じて好きになった。
特に息子さんへの向き合い方、愛情のかけ方が素敵。
りゅうちぇるのことを書いているプロローグはゆっくり何回も字を追ってしまった。
誰かなんと言おうと、この3人は素敵な家族だったことが分かった。

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2024年12月03日

Posted by ブクログ

こんなに強くて、かわいくて、素敵な女性には、絶対に絶対にこれからもっともっと幸せになる未来しか待ってないなあ。そうであってほしいなあ、と祈りながら本を閉じました。

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2024年11月04日

Posted by ブクログ

写真とかもあるのかなと思ったら、意外にもひたすら文章の真面目な本。
ふわふわした内容かと思いきや、「覚悟」「責任」「根性」という言葉がたくさん出てきます。
りゅうちぇるに対する思いを読んで、涙が出ました。
ママタレの中ではpecoちゃんを応援したくなった本です。

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2024年08月17日

Posted by ブクログ

「もうだめかもしれない、立ち上がれないかもしれない。でもこのままじゃいけない、頑張れ自分!と思うときに、こう心に言い聞かせてきました。「絶対にこの先もっと、これ以上に大変なことがあるはずだよ。」と。」

「自分の思いを否定されたときにも「あなたはそうなのね」とただそれだけを思い、自分の芯さえしっかり持てる強さを培うことの方が、そのゴールに近づくんじゃないかなと考える」

「もちろん親も一人の人間だから、ハッピーで満たされているという気持ちは大切。でもどれだけ自分がつらくて苦しい状態にあっても、子どもに愛を与えるのが親の役目なんじゃないかなと。」

全部が、強い。
強いはかっこいい。
こうやってしっかり私も私の守るべきものだけを大切にして生きていきたい。とってもパワーになった。

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2024年05月17日

Posted by ブクログ


読んでいて涙が溢れました。

りゅうちぇるさんの死はとてもショックな
ニュースでした。

ぺこちゃんの想いやご家族のこと
りゅうちぇるさんのこと
ほんとうのことを綴って下さっていて

私たちに愛を伝えてくれているように
思います。

自分がどんなに大変なときでも
親は子供に愛情を注がなければいけないと思う
そんなふうに考え
子供に涙を見せないようにされていたという
エピソードが心に残りました。

ぺこちゃんは本当に強い方だと思います。

多様性についても
すべての人が認め合えるとは思っていない

ただ受け止められる自分でありたいと
いうことを書かれていて

様々な困難と向き合ってきたからこそ
現実を決して綺麗事とは捉えずに
自身の在り方を決められている姿に

とても感銘を受けました。

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2024年05月05日

Posted by ブクログ

りゅうちぇるの家族が大好きでりゅうちぇるがなくなって寂しかったしぺこちゃんの本を読んでりゅうちぇるが苦しんでるしいっぱい悩んでぺこちゃんと話しあったりこれからの夫婦としてどうしていくかぺこちゃんのお母さんとりゅうちぇるのお母さんを家に読んで話しあったりしてて辛かったんだなと思うと私まで悲しかったです
でもりゅうちぇるがいなくなってもぺこちゃんは息子と幸せに暮らしてるんだろうなと本を読んで嬉しかったしぺこちゃんが好きなことを仕事にしてて良かったと思いました

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2024年03月26日

Posted by ブクログ

プロローグを読んで涙が溢れて止まりませんでした。
pecoちゃんの愛情の深さを感じ、pecoちゃんのことがもっと好きになりました。

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2024年03月24日

Posted by ブクログ

母は強い この言葉がとてもしっくりくる作品でした。言いたいのは、強くなりたくてこうなったわけではないし、父親が弱いわけでもないということ。大切な人を守り抜きたいというこの気持ちだけが、彼女を動かしている気がした。

ぺこちゃんの言葉で、ぺこちゃんの気持ちが読めてとても嬉しかった。どうしてもりゅうちぇるのことがあったから悲しいという方向に感じ取れてしまうけど、クスッと笑えるエピソードがあるのも良かった。

ぺこちゃんとそのご家族の皆様がいつまでも幸せに暮らせますように♡

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2024年03月10日

Posted by ブクログ

メディアで発表された新しい家族の形について、応援してくれる人もいたけれど心無い意見があったのも事実だし、りゅうちぇるを攻めたり、ペコちゃんが可哀想だと正当化したり、色々とありましたよね。

だけど、この本を読むと、りゅうちぇるがたった一度きりの人生、自分らしく生きたいと、一生懸命悩んで考えて決断してぺこちゃんに伝えてくれて、その時間は私たちが想像もできないほどだったんだろうなと感じたし、私たちがメディアで伝えられたのはほんの一部で、その一部だけであーだこーだ言うのはほんとおかしいよなと思いました。

なので、こうして書籍でぺこちゃんの思いを読む事ができて良かったなと思いました。

勿論、書籍に書かれた事がぺこちゃんの思いの全てではないだろうし、言葉にできない事も沢山あると思います。

ぺこちゃんは前向きでエネルギッシュでパワフルで、たとえ困難があっても、よっしゃ!乗り越えな!この先もっともっと辛い事があるかもしれへん!とどんどん前に進める力がある方だと思いました。

自分のことが大好きという点もすごく素晴らしくて素敵だと思いました。

ぺこちゃんが多様性についてご自身の思いを記載されていた箇所があったんですけど、私も激しく同意しました。

りゅうちぇるとの馴れ初めを読んでいると、わぁ♡素敵♡とても可愛いな〜!とホッコリしました。

私はぺこちゃんとりゅうちぇるが発表した新しい家族の形が新鮮で、新しい世界を作っていってほしいなと思っていた人だったので、どんな家族になるんだろうとワクワクしていたしもうちょっと見たかったです。

りゅうちぇるとぺこちゃんを応援している人はここにいます!


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2024年03月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

子供を出産後本を読めていなかったけど、
1年ぶりに読みたすぎて手に取りました。
とっても読みやすくて1日で読めました!
(子供が寝ている夜中に( ᴗ ̫ ᴗ )笑)

あたたかい言葉がたくさん詰まっていて
涙が流れてくるところもありました。

りゅうちぇるに対する胸の内も
詳しく書いてくれていて、
(カミングアウトされたときのことや
2人目を考えていたことなどなど)
難しい話題のように思うのに、
実際に目の前でpecoちゃんが
話してくれているかのように
飾ることもなくpecoちゃんの言葉で
綴られていてとても分かりやすく
スッと内容が入ってきました。

1人の女の子が大好きなことを追い求め
大好きな人に出会い、
大好きで大切な家族を築き、
母親として成長していく様が
とてもかっこよく、尊敬でしかありません。

りゅうちぇるのことは本当に残念で、
赤の他人の私でさえも見守りたいと思う2人を
なぜ置いていってしまったのか、
なぜ置いていけるのだろうと
全く関係ないのに思ったことも
ありますが読んでいるとりゅうちぇる も
沢山しんどい思いと葛藤していたのかなと
足りない想像力ですが苦しく思いました。

息子の成長をりゅうちぇると
分かち合うことが出来ないということが
寂しいとありましたが、
何か気持ち等を共有できる相手が
いるということは本当に幸せだと思うし、
当たり前が当たり前じゃないんだなと
読んでいて改めて実感させられました。

何事にも明るく楽しく前向きに
生きているpecoちゃん、
心優しいりんくくん、
いつまでもこの親子が楽しく幸せに
暮らせるように願っています。


また読み返したいと思える1冊でした。

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2024年03月05日

Posted by ブクログ

pecoさんの考え、気持ちが真っ直ぐに書かれていて、ところどころ胸にグッとくるものがあります。

多様性って何なんだろうと、ここ数年思うことがあったが、この本を読むと何だかすっとヒントを得られる気がします。
この本が1人でも多くの方の手に渡るといいなと思いました。

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2024年02月29日

Posted by ブクログ

とても読みやすかった。
ペコちゃんのように『自分』をしっかり持っている人間になりたいと思った、そしてペコちゃんのことがさらに好きになった。
りゅうちぇるの本も読みたくなった☺︎

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2024年02月24日

Posted by ブクログ

pecoちゃんの愛あふれる人柄が伝わってくる本です。いろいろな愛の形、家族の形があってそれをみんな工夫しながら日々生きているのだなと改めて思います。

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2024年02月20日

Posted by ブクログ



自分の軸がある女性ってぺこちゃんのような女性なのだと思った。

わたしのが目指したい女性像そのもの。

日々の生活で感じていた違和感。
自分が感じている事を言語化してくれてストンと心に落ち着てきた。


こういうふうに考えられるようになりたい。と、思い、心がけていきたい。

自分にも家族ができた時、もう一度読みたい。

自分と相手は違うのは当然。
同じではなくて良い。

理解する大切さを学んだ。


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2024年02月20日

Posted by ブクログ

pecoちゃんの強さ・優しさの根底には家族やryuchellから貰った沢山の愛情がある。自分の好きなものを「好き」と言いただただまっすぐ求めていく姿。「多様性と言われるものを善しと受け入れることだけが正義ではないと思ってる」一歩引いて物事を見る姿。全てが心に突き刺さった。

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2024年02月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ぺこちゃんほんまにいい人。すごい尊敬できる。
あと本にでてきた芦田愛菜ちゃんの、裏切られたんじゃなくてその人の見えない部分が見えただけっていう言葉もなるほどなって思った。
ぺこちゃんもりゅうちぇるも、すごい多様性を大事にするのとか、ダメなことばっかりゆうんじゃなくてプラスの発言するとかすごい心が広いなあって思うし、りゅうちぇるを失ったのはすごい悲しいなぁって改めて感じた。りゅうちぇるが生きづらいって思っていたのも心が痛む

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2024年10月15日

Posted by ブクログ

私も古着やvintageが好きで、ぺこちゃんのことはYouTubeでよく観ていました。ぺこちゃんとりゅうちぇるとアリソン、そしてリンクくんは出会うべくして出会った本当に素敵な家族だなと思います。多様性が受けいられてきつつある世の中ですが、色々な世代や時代を生きてきて多様な価値観があるため、籍を解消し新しい形を発表した時は沢山辛い言葉をかけられたと思います。そんなときも、私が強くなきゃと考え、家族を支えるぺこちゃんがただただ凄いと思います。ご自身も辛いだろうに息子を1番に考えることは愛だなと思いました。
私も結婚し、パートナーはいますが、子供はいません。
今仕事を頑張っていますが毎日クタクタで家事もろくにできません。自分に子供ができたとき、果たしてぺこちゃんのように子育てや家事ができるだろうかと不安に思う時があります。そんなとき、ぺこちゃんのMYLIFEを思い出してみようと思います。本当にぺこちゃん元気な笑い声とファッションとインテリアが大好きです。これからも応援しています。

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2024年10月12日

Posted by ブクログ

りゅうちぇるの件を経て、ぺこちゃんって本当に強いなと思ってたけど、息子のためにも家族のためにも強くいなきゃいけないという母親の信念を感じた、ぺこちゃんが話してくれてるみたいにスラスラと入ってきて読みやすかった、ぺこちゃんオススメの映画も近々観たいな、私もぺこちゃんみたいに自分の考えをしっかり持ちたい

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2024年08月30日

Posted by ブクログ

所々泣いてしまった。
ペコちゃんの素直な気持ちが詰まっていて、純粋でなんて可愛い人なんだと思った。
悲しみが癒える事はないかもしれないけど、笑える日が一日でも多くありますように。ペコちゃんの家族みんなに幸せな事がたくさん降り注ぎますように。

子育ての考え方が特に参考になるなと感じた。

多様性の考え方がとてもしっくりきた。

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2024年06月18日

Posted by ブクログ

ぺこちゃんの生い立ち、りゅうちぇるとの出会い、子供のこと、わんちゃんのことなどが記されていてぺこちゃんの考え方人間性を少し知ることができてとても素敵な人だなあと思った。
もし自分が同じ境遇になったら、立ち直れるだろうか。ぺこちゃんと一緒に過ごす息子さんはきっととても素敵な人に育つんだろうなあ。
自分をもってセンスに溢れたぺこちゃん、自分もこうなりたいと思った

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2024年05月11日

Posted by ブクログ

昔からpecoちゃんが好きだった自分としては、泣ける内容でした。改めてオクヒラテツコという1人の女性の芯の強さを感じます。これからもどうかpecoちゃんが笑顔で溢れた生活が送れますようにと願います。

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2024年04月30日

Posted by ブクログ

泣いちゃったこんなの!りゅうちぇるの話とか私全然当時もあんま知らなかったから急に亡くなっちゃったって認識だったし、そんなことがあったんだねって思った。もし身近な人がりゅうちぇるみたいに悩んでたら私はぺこちゃんみたいな対応できるかな、って考えたけど、やっぱり難しいかも。人を愛するって簡単じゃないよね。すごいよ3人とも。

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2024年04月03日

Posted by ブクログ

ぺこちゃんのことがもっと好きになった。
こんなに強くてかしこくて優しい女の子はなかなかいない。
こんなに自分の胸の内を語ってくれているなんて、どこまでもぺこちゃんらしいなあと思った。きっとブレない軸があるからなんだろうな。

妊娠中に読んでよかった本。
ぺこちゃんの息子さんに対しての接し方はいずれ参考にできたらいいなあ〜

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2024年03月02日

Posted by ブクログ

PECOちゃんのこれまでの生い立ち、りゅうちぇるとの出会い・結婚・出産、そしていまの思いetc…
飾らない、率直な言葉で綴られていて読みやすかった。出版の準備を進めていく中での不幸。今も傷は癒えていないと思うけど、芯の強さや考え方に共鳴を受けました。30秒ハグするだけで、人間のストレスは1/3減るという言葉があるようで、私も大切な家族にハグしていきたい。

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2024年02月20日

Posted by ブクログ

【341冊目】いわずとしれたpecoちゃんのエッセイ。愛犬のこと、生い立ち、息子さんのこと、そして夫だったりゅうちぇるのこと…
※本文中では「ryuchell」とされていますが、自分に馴染みがあるのは「りゅうちぇる」表記なのでそちらを使わせてもらいます

 本書のほとんどの部分はりゅうちぇるが亡くなる前に書かれたもので、最初と最後だけが死後に書かれたものだとのとことです。
 テレビやメディアで拝見していてずっと気になっていたことですが、りゅうちぇるが同性愛者であったことは明確に書いてある一方で、自死であることは書いてありませんでした。

 たぶん本書は、りゅうちぇるが「夫」をやめるというタイミングで書くことを決めたのでしょう。世間で注目のカップルでしたし、SNSを中心に賛否両論巻き起こりましたので…

 ただ、やっぱり印象的なのはりゅうちぇるの死の場面。特にpecoちゃんが息子さんにそれを伝えるシーンでは、思わず涙してしまいました。いや、自分の子供と重ねて読んでしまうよね、これ。

 「夫をやめる」というタイミングでは、周囲から色んな声が寄せられたと、本文で書いているけれど、りゅうちぇるが亡くなったときもそうだっただろうなあ、と。
 「先に旅立った息子の父親を恨まないのか」とか、「同性愛を隠していた元夫のことを美化しすぎじゃないのか」とか、世間からの批判や好奇の眼差しはたくさんあるだろうと思います。
 ただ、自分が結婚し、子供を持って分かることは、夫婦間のことは夫婦にしか分からないことがあるし、親子のこともまた然り。だから、pecoちゃんの言葉をすべて額面通りには受け取らないにしても、本書に書かれているこのポジティブさや必死さを疑わないで応援したいな、と前向きな気持ちになりました!

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2025年01月14日

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