あらすじ
スラムの路上で生きる5歳の孤児フリムはある日、日本人だった前世を思い出した。今いる世界は暴力と理不尽だらけで、味方もゼロ。あるのは「水が出せる魔法」と「現代知識」だけ。せめて屋根のあるお家ぐらいは欲しかったなぁ……。
しかし、この世界にはないアイデアで職場環境を改善したり、高圧水流や除菌・消臭効果のあるオゾンを出して貴族のお屋敷をピカピカに磨いたり、さらには不可能なはずの爆発魔法まで使えて、フリムは次第に注目される存在に――!?
感情タグBEST3
匿名
試し読みの印象と一巻を読んだ後では大分イメージが変わるタイプの作品でした。
魔法が異様に使用可能なことから、貴族の端くれ程度に思っていたら、名門中の名門貴族の子供だったり、スラムみたいな場所から王宮に舞台が変わったりと中々楽しめました。
描写も丁寧に書かれているし、恐らく文章量もそれなりにあるので、軽めの作品を希望する人には些か重いかもしれませんが、丁寧な作品が好きな方には向いていると思います。
フリムちゃん5才。今後が楽しみ
ちっちゃい子が最下層で搾取されているのが可哀想で仕方がなかったけど、5才ながらに思い出した前世の記憶で少し冷静に現状把握できたのが生死を分けたようですね、よかった。
まだ5才。周りに守ってもらわなければ簡単に死んでしまう環境(時代)だけど、がんばって生きようとするフリムちゃんを応援しています。これからが楽しみです。
おぉ、
フリムちゃん、頑張ってる!
最初はボロボロにドツかれて、明日をも知れぬ
境遇だったけれど、頑張った!!
ウルトラCな出世を遂げたけど、やはり明日は
判らんままだねぃ…(^_^;)