あらすじ
インデックスだけの投資から卒業したいあなたへ。
・マクロ分析で相場の状況を見ながら
・企業分析に重きを置いて
・テクニカル分析も使って
・中長期の株の値上がりによるリターンを得る
という、再現性の高いコア・サテライト運用で
チャレンジする人だけがつかめる、+αのリターンを求めませんか?
ウォール街の現役ヘッジファンド・アナリスト「まりーさん」が
実践で身につけた「負けない投資」術、
一生使える投資知識を初心者にもわかりやすく解説します。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
インデックス投資プラスアルファで運用したいと思った時に教科書になる本!
何から調べればいいか、どの指標をどう見ればいいかわからないという状況から抜けられる
この本で基礎を学んで自分のスタイルを作っていきたい
Posted by ブクログ
●S&Pの潮目が変わる可能性はあり
1980年代から米国金利は一貫して低下してきたという圧倒手な追い風が変わる。
人口増加率、経済成長率、労働生産性率、そして金利の両面で捉える必要あり。
Don't fight the FED.
●GAFAMを除いたS&P500とTOPIXの成長は同程度
今後のGAFAMの成長余地、Next GAFAMの登場有無は要ウォッチ。
●株式相場>経済成長>金利の順に即応性
今経済はどのフェーズにあるのかを意識する。
●逆イールドカーブ=不況のジンクス
過去3回はいずれも不況が到来。さて今回は?
本来のイールドカーブ(縦軸:利率、横軸:債権の期間)でいえば単調増加
のはず。長らく資金をロックアップされるのだからリスク考えれば当然。
それが逆(マイナス相関)になるというのは、長期的に金利が下がる(不況)
ことを見越しているから。長期国債の人気が高まるから利率が低下。
●評価指標
・PEG(P/E to Growth) :
EPSの成長率が2桁、というのが1つの指標だがAppleはじめ巨大企業では1桁も。
追加で見る指標として、
P/E NTM 28.2x / EPS 2025予想成長率8.09% = PEG 3.5
1を目安としてそれ未満なら割安、Appleは3.5なのでこの観点ではかなり割高.
Posted by ブクログ
日経平均が過去イチ下落した直後、経済メディアNewsPicksの番組、HORIE ONEにて『どうなる日経平均!?』という番組が組まれ、そこに出演していた著者に感銘を受け、本書を購入。
空中戦では無く、地に足のついた語り口で解説してくれる。
以下に印象に残った箇所を記載。
23p
実は、S&P500からGAFAMを除いたパフォーマンスはTOPIX(東証株価指数)と変わらないと言われています。
32p
もちろん日本でも急成長する個別企業はあると思いますが、海外投資家達がこれらの企業をリモートで分析するのは難しいです。
47p
デイトレーディングや為替トレーディングを始めた人の約9割が5年以内に辞めているとよく聞きます。
48p
勝率が5割でも、負けたトレードは取得単価の10%減で損切りし、勝ったトレードは20%上がったところで利確していれば、トータルで勝ち越しになります。
どころが、「勝率」にこだわる人は、勝っている株は育つ前に利確してしまい、逆に、負けている株は戻ってくることを期待してずるずると持ち続けて損を大きくするので、トータルで負け越してしまいます。
勝ち負けを決めるといっても、やはり取得単価にこだわりすぎる必要はありません。例えば、S&P500が15%下がった年に自分のポートフォリオの下げが8%だったなら花丸合格です。
49p
地合いが悪いと思ったら平気で6ヶ月〜1年投資しない
188p
200日移動平均線が上向きなら、8割の確率でそのまま上がると言われています。
190p
マクロ分析や企業分析をして良い企業やETFを見つけたら、テクニカルを確認して元気が良さそうならタイミングをみて買うことを検討しましょう。
199p
最高値は投資家が大好きな買いのシグナル
→もともと保有している時に有効