あらすじ
魔法使いの名門公爵家に生まれながら魔法の才を持たないと虐げられてきたイレイナ。屋敷では侍女扱いだが、その正体は古の女王の前世を持つ最強の魔法使いだった!
前世で国と民に尽くしたものの悲惨な最期を迎えたイレイナは、今世は目立たず自分のために生きようと力を隠していた。しかし、参加させられたパーティーで出会った騎士王・アスノトに婚約者にならないかと迫られて――!?
ひっそり生きたい最強令嬢と彼女を手に入れたい騎士王様のチェイスラブロマンス!
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こんなエンディングもいいですね
皆のためと思い、嫌われようとも悪役を演じ国に尽くした女王であった。圧政を疎まれたのか味方さえも一緒になり反乱で殺されてから千年後、記憶と魔法使いの力を持って生まれ変わった。
前世と違い平穏を求めるイレイナは庶子であるため家族に侍女としてこき使われるが、ゆくゆく自立して生きていくための準備だと過ごしている。
そんなイレイナを騎士王アスノトが見つけた。婚約を望まれ、しかし今はそれを実行できないという彼の家で侍女として過ごすことを選ぶ。共に過ごす時間をおくるうち、実直な彼の言葉と行動にだんだんと絆されていく。
Posted by ブクログ
平穏な暮らしを得るためには、こんなに回り道しないといけないのか。
厄介な家族を持って、厄介な相手に好かれたばっかりに。
家族は本当にやっかいでしたね……ラストの展開には驚いたよ。
あんたが黒幕か!
最強の女王ながら不幸な亡くなり方をした前世を持つ少女の「私つえええー」系物語。
色々問題はあったけれども、結局彼女が魔法でさくさく解決していくので、あまり深刻さを引きずらない形。
魔法以外にも有能な部分が多いので、単身で突っ込んでもあまり困らないという。
ヒーローもサポートはしてくれるけれども、そちらよりは恋愛面でグイグイ来る方が目立っていた気がする。
本当にさくさく解決していくのでテンポはいいけど、あっさりはしてたかなあ。
「なろう」発なので、各話で解決という展開の名残りかなと推察。
呪いくらっても雑談しながら解呪できるほどだったし。
ラスボスですら赤子の手をひねるかの如く。
もう少し時間的に引っぱる展開も欲しかった。
恋愛面が引っ張っていたといえばそうだけども、自覚がさくっとでしたし。