あらすじ
僕の幸せはあなたとともにあることです。
屋敷近くの森で、大怪我をして倒れている青年・ユーインを助けたミア。彼は、この国では不吉の象徴として忌避される、黒髪に金色の瞳を持っていた。だがミアにとっては、この世で一番大好きな狼・アドルフと同じ色で好印象。さらには、裏表がなく純粋で優しい彼の心を知るにつれ、急速に惹かれていく。一方ユーインも、自分を恐れるどころか、甲斐甲斐しく世話を焼き、初めて人の温もりを教えてくれたミアに好意を抱くようになる。しかしこの出会いは、ミアや彼女の祖父が持つ、ある特殊な能力を求める人物に仕組まれたもので――!?
【目次】
一章
二章
三章
四章
五章
六章
七章
【著者】
水月あお
2013年『仮面の求愛』(ソーニャ文庫)にて、水月青名義で作家デビュー。近著に『寡黙な庭師の一途な眼差し』(ソーニャ文庫)等がある。
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匿名
大きなヤマはなくサクッと解決。短くて読みやすかったです。忌み嫌われる見た目で人から避けられていたヒーローと能力のせいで人を避けていたヒロインが出会い惹かれ合うという定番ですが、初めて同士のホッコリする話なので定番でも良かったです。