【感想・ネタバレ】地獄の三十路録 2のレビュー

あらすじ

「家畜の一生について考えたことはある?」

気になっていた清瀬君が八熊と「お泊まり」した事を知り、ショックを受ける泉。
そんな中、再度清瀬君に食事へ誘われ、混乱する。

一方八熊は、段々と自身の「女としての市場価値」が落ちている事に不安を覚える。
「女の人生は男で決まる」と言う母の呪いに苦しみながら、必死に「正しい道」を模索する。

セックス、結婚、親、友達……振り回されながらも、必死に自分たちの「人生」を生きるふたりの行く末は!?
ドタバタ恋愛模索道、超厚【296ページ】で完結!

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付き合うことも結婚することもゴールではないとすると本当のゴールは…?

自立心の強いアラサー女子・椚木泉は、仕事一筋で生きてきた自分に焦りを感じていた。そこで、自分とは真逆の男性にうまく立ち振る舞ってきた同級生・八熊に相談する。だが、恋愛がうまくいかないばかりか男性への嫌悪が募る一方で地獄はさらに深まっていく……

「誰とも付き合ったことがない=誰とも信頼関係を築けなかった人」「誰にも選ばれない人」など、世の中には独りでいることに対する偏見やレッテルがつきまとう。そして、それはいつしか内面化してしまう。けれど、本当に大切なのは“誰かに認められること”ではなく、“自分が自分に納得すること”。
等身大の女性がそれぞれの“呪い”から解放されたとき、爽やかで明るい読後感が残る。

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