あらすじ
あの、「地獄のカラオケ大会」から4年――。
大学1年生の岡聡実くんは、東京で「普通の大人」になるべく学業に勤しんでいた。
しかし、ひょんな出来事から始めた、深夜のファミレスのアルバイトをきっかけに
奇妙な縁は、再びめぐり始める。バイト先のファミレスに現れるマンガ家・北条先生、
マンガオタクでバイトの先輩・森田さん、そして、あの夏の日に出会ったヤクザ・成田狂児など、
個性豊かなメンツが聡実くんの日常に関わってきて……。
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ありがとう
聡実くんの気持ちが綺麗に書かれた回でした。
純粋で透明であたたかい気持ちに、成田はどう答えるのか、、、、、答えようのするのか、、、、、
切ない
聡実くんの気持ちが切ない。純粋過ぎて、読んでて泣きたくなる。狂児が何考えてるのかほんとにわからないこの状態で、あんなふうに思えるなんて…聡実くんは強くて、どこまでもまっすぐな人だよ。
カラオケ行こ!の近くて遠い、遠くて近い二人の距離感もすごく好きだけど、ファミレス行こ。のヒリヒリするような、薄皮一枚分くらいでつながってるような空気感も好き。こんな恋がしたいと感じさせてくれる。ただ好きという気持ちがあるだけの恋。
聡実くんの幸せを願うのはもちろんだけど、狂児にも幸せになってほしい。なんかよくわかんない笑顔じゃなくて、嫉妬でゆがんだ顔とか泣いてグチャグチの顔が見せられる関係を、できれば聡実くんと築いて欲しいって、思っちゃうんだよな〜。
カラオケでは、狂児のスパダリ感がすごいと思ったけど、ほんとのほんとにスパダリなのは聡実くんの方やったんやな。