あらすじ
メンタリストDaiGo氏推薦!
「SNSやショート動画、不要な人間関係で自分の時間をムダに失う、つまり全ての人類へ。」
この45分の読書が人生に奇跡を起こす。――時は金なりと言うが時間は金よりもずっと価値がある。しかも全ての人に平等に与えられ誰にも奪えない。どう使えば限りある人生をよりよく生きられるのか。「毎朝あなたの財布には24時間がつまってる」「1晩おきの1時間半がきらめく真珠に」「原因と結果の法則を叩きこめ」等、心に刺さるメッセージが満載。時代と国境を超え多くの知識人に愛される時間術の名著、新訳! 解説・特典も充実。
原題 How to Live on 24 Hours a Dayの新訳!
目次
はじめに 賢いワーク・ライフ・バランスは一杯のお茶から
第1章 毎朝あなたの財布には二十四時間がつまってる!
第2章 知的好奇心を持てば本当の人生が送れる
第3章 「時間がもっとあるとき」など決してこない
第4章 一日のプロローグとエピローグという考えを捨てる
第5章 一晩おきの一時間半がきらめく真珠になる
第6章 一週間を六日とし週七時間半で奇跡を起こす
第7章 史上最高の賢人たちの提案――「思考の集中」
第8章 幸福になるための内省時間は夕方の帰り道に
第9章 教養を身につけることで充実する毎日
第10章 原因と結果の法則を叩きこみ退屈な人生を変える
第11章 読書好きのあなたに勧める「熟慮を要する読書」
第12章 日常に奇跡を起こす最初の一週間
解説
ハズリットのエッセイ「詩一般について」抄訳
オシアン「セルマの歌」夏目漱石訳
時間をめぐるシェイクスピアの名言
訳者あとがき
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
時間をお金感覚で考える視点と、仕事の日のプロローグとエピローグという考え方を捨てるということが、強く残りました。
この本を読むことによって、時間を自分の意思でコントロールして残りの限られた時間を過ごしていく意識が上がったと感じます。
Posted by ブクログ
集中して読書をしてよく熟考する事が大事という事らしい。
訳者の河合祥一郎氏の「ベニスの商人」が角川文庫からわずか440円で売られています。
もっと本を買いましょう!
Posted by ブクログ
コストパフォーマンスは抜群の書物ではないかな? 自己啓発的な話の要諦。
付録にある本文中で触れられている「詩一般」も大変ありがたい。
すぐに読めるし内容もあると思います。
変革の第一歩が無理なくスタートできるんじゃないかな。
Posted by ブクログ
イギリスで中産階級向けに書かれた本とのことで、河合祥一郎の妙訳もあってか、さくらももこや土屋賢二のエッセイのような、くだらなさと実用性ある話が展開されていて面白い。
24時間は皆に平等に分け与えられる。仕事の時間で疲労困憊なんて勿体無いことを言わず、仕事の後素敵なデートをするなら頑張れるように、普段からちょっと時間をとって、有意義な時間の使い方をせよーーー
古代ギリシア、ローマの時代から、現代でも通用する、時間をどう使うか、というテーマについて語る小編で、よくある話だが読みやすく面白かった。
Posted by ブクログ
同著者の、自分の時間〜1日24時間でどう生きるか、と同じような内容の本です。
こちらの方がページは少ないですが、文体や章立てが小説っぽく、わたしは読むのに時間がかかりました。ビジネス・自己啓発をよく読む方は、上記別本の方が読みやすいと思います。
Posted by ブクログ
人生を充実させるための啓発本。人生をより良くするためには勉強や内省が必要であり、そのための時間をどう作り出すかが書かれている。P37〜P38にかけての件は確かにそうだよね、となる。「時間がない」「疲れている」は単なる言い訳であると思い知らされる。
Posted by ブクログ
本書は、時間を有効に活用する時間術についてのエッセイである。
正直、時間術について学ぼうと思えば、得られるものは少なかった。ネットや本で見たことある内容ばかりだったように感じた。
しかし、格言にしたいフレーズはいくつか見つけることができた。
【集中力がなければ──言い換えれば、脳に何を考えるかを命じ、命じたとおりにさせる力がなければ──本当の意味で人生を生きることなど不可能だ。(7章より)】
集中力を生み出すための方法は、自身が集中できる所作や環境作りをすることだと思う。結局、これらの行為は自分の脳を操ることであり、ひいては自分が望む人生を生きることにつながることだと、再認識させられた。
【自分の時間を全活用しようという取り組みを始める際に、扱うのは自分の時間であって、他人の時間ではない(12章より)】
自分の時間を有効に活用しようとする過程で、まだ時間の重要性に気づけてない他人を見下すことに、筆者は危惧を抱いている。自分は自分。他人は他人。
ちなみに、本書は100pちょいで約900円。割高である。しかし、解説とセットで読むとしたら、余裕でお釣りが返ってくる。それぐらい、河合祥一郎氏の解説が良かった。
具体的には、筆者の思想の下地となっているストア派の哲学思想を解説している。そして、時間に関するシェークスピアの格言を載せている。
さらに、本文中に引用された未邦訳のハズリットの詩に関するエッセイを訳してくれている。
Posted by ブクログ
本屋でネーミングに惹かれて購入。薄い本なのであっという間に読完。今から100年以上も書かれたものだけど、人間にとって大切なことは今と変わらない。「人よ汝を知れ。」今年はこれをテーマに生活しよう。
Posted by ブクログ
時間の使い方次第で幸福になれるよという内容。時間の使い方ノウハウというよりは
人生を豊かにする知恵が書かれていました。
共感できた箇所を少しご紹介します。
・人よ汝を知れ
自分の限界を知り、性格を知り、心を知り
どんな人生を送りたいかを知るということ
人は頭で考えて行動しているつもりでも、実際理性は意外に働いていない。かなり本能的に生きている。
・原因と結果を常に把握すること
どうしてそうかるかがわかれば、人生は面白くなる
・物知り顔の気取り屋
自分は人より知識を持っているかのように振る舞う人間にはならないこと
現代は効率化進み、自分の自由な時間を生み出すことができる時代になったのにも関わらず、
やらなきゃいけないことは後まわしにして、手軽に楽しめるSNSやゲームで費やしている。
仕事に追われ時間がない。
忙しいのは事実でも、より効率がいい仕事をするためには休養も必要だと思う。
あの時もっとこうしていれば良かったと後悔する人生にしない為に生きていきたいと思いました。
この本の欠点としては洋書で時代背景が違うので癖があり、読みにくいと感じるところもある。
解説を読んで、解釈できる文章もある。
途中でシェイクスピアを絶賛し始める。笑
ただ、この時代にお金より時間が大事だよという内容を本にしていることが凄いと思いました。そして、あとがきも含め125ページという薄い本。
Posted by ブクログ
・仕事の前後時間を1日のop.edと捉えるのはもったいないと確かに思った。
・一般的にマイナスな事象が起きても、その事象をマイナスだと捉えているのは自分の感情であるというのは納得したし少し共感した。年齢的にも、全ての感情をコントロールして動じないようにするのは難しいしデメリットもあるはずだが、マイナスな感情になって無気力になるのは勿体無いので負の感情はコントロールできるようにしていきたい。
海外著者ということもあり、日本人にはわからないものの例えやジョークに近い表現が多く、一つの名詞を、和訳者が数十文字使って説明しているので読みにくかった。
(説明がなければより読みにくく難しいのであろうが)
Posted by ブクログ
時間を有効的に使いたいという人におすすめ。ただ、やることを提示してくれる本というよりは、自分で少し考える必要のある本。家に置いといて時期を開けてまた読みたいなと思える本だった。
内容的には、時間を有効的に使うにはこういうことやってないとだよねという普遍のもので小手先のテクニックではなかった。
既に時間を有効的に使えてる人で思考を深めたいという人にも一読する価値あり。
Posted by ブクログ
知識として新しいものはあったが、人生訓や人生の知恵としての新しいものはなかった。それはつまり、昔も今も人類はそれほど変わってなく、時間に関する認識と扱いは変わらないって事だ。
個人的には、第12章がある意味で物語っていると言えると感じた。
短く読みやすい書籍だった。
Posted by ブクログ
この45分の読書が人生に奇跡を起こす。――時は金なりと言うが時間は金よりもずっと価値がある。しかも全ての人に平等に与えられ誰にも奪えない。どう使えば限りある人生をよりよく生きられるのか。「毎朝あなたの財布には24時間がつまってる」「1晩おきの1時間半がきらめく真珠に」「原因と結果の法則を叩きこめ」等、心に刺さるメッセージが満載。時代と国境を超え多くの知識人に愛される時間術の名著、新訳! 解説・特典も充実。
原題 How to Live on 24 Hours a Dayの新訳!
かなり前の作品らしいが、今にも通じることばかりであった。巻末の解説で、昔の例えを解説してくれたので、さらにわかりやすくなった。
Posted by ブクログ
一周でエッセンスを全部吸収出来たら、既に教養人なのかもな、という内容。
古典の引用もあり、正直学のない自分には難しかった。
数年に1回読み直したら自分のレベルの変化が感じられるかもしれない1冊(分量的には少ないから容易に読み返せると思う)。