【感想・ネタバレ】これさえ知っておけば、小説は簡単に書けます。のレビュー

あらすじ

小説家が教える、小説の書き方
どうすれば小説を書けるのか、しかも新人賞を受賞するような小説を。
「本書があればもっと早くデビューできた」と語る著者は理系出身で(工学部卒)、
まったく準備のない状態で小説を書き始めたため、試行錯誤を繰り返した。そのなかで、
うまくいったことだけ、役に立ったことだけをまとめたのが本書である。
最初にすることは「ペルソナ」を作ること。あとは、目次通りに実践してみよう。
小説の終わらせ方まで、丁寧に指導してくれる。
著者が主宰した小説講座からは新人賞の受賞者が相次ぎ、
今も第一線で活躍している作家がいる。次はあなたの番です。

(以下、目次より)
はじめに――小説の書き方って学べるの?
序 章 そもそも小説って何だろう
第一章 アイデアの出し方
第二章 こうすれば、おもしろくなる
第三章 物語の構造を活かそう
第四章 小説の設計――タイトル、プロット、キャラクター、ストーリー
第五章 ここだけは押さえる文章術
第六章 小説の書き出し
第七章 小説の書き進め方
第八章 小説の終わらせ方
おわりに――創造におけるミラクル

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Posted by ブクログ

小説が好きになった頃、好きで読んでいた作家さん
わかりやすく、誠実さが伝わってくる
参考にさせていただきます

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2025年04月13日

Posted by ブクログ

タイトルを裏切らない指南書、たぶんこれまで読んだ中で1番小説の基礎を学べた気がします。
小説ってどうしても書くと難しいよなぁとか技術的なことってプロに聞いてもわかんないんじゃないかって思ってたけどそんなことなかったです。小説を書くハードルを一段下げてくれる初心に優しい解説で頑張って書こうと感じました

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2024年07月04日

Posted by ブクログ

創作に関するエッセンスがぎゅっと凝縮されている良本。

小説家の創作指南本って、オーディオ・コメンタリーっぽいというか、「この作品を作ったときは、◯◯だった」(貧乏だった、干されていた、大病を患いながら執筆した、このドラマにハマってた)とか、「こんなに大変な思いをして作品を作った」とか、「とにかく書け!」みたいな精神論とか、つまりファン向けのリップサービスみたいな本が多かったのだけれど、これはきちんと創作の方法について書かれていて、きちんと役に立つ本だった。

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2024年03月24日

Posted by ブクログ

小説を書きたい欲がずっとある。
それ故に自然と手に取っていた本である。
文章術や、「転」の重要性の話は膝を打った。
小説を読む際にも、良い影響を与えてくれる本だと感じる。

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2025年09月29日

Posted by ブクログ

 面白い小説の書き方のエッセンスを凝縮した一冊。
 勿論、これ読んだだけで小説が本当に簡単に書けるわけではなく、本書内でもある通り、努力は必要。ただ努力すべき方向性は示してくれる。過去と未来とのプロットの交差、日常から非日常そして日常への回帰と成長、また転じると比喩の重要性など。小説を書きたい、という人の裾野を広げる内容になっている。
 
 何より小説は、読者に読んでもらうもの、どうやったらページをめくってもらえるかを意識することが大事。小説のみならず、他の文章の書き方としても役立つ。

 本書の内容を知っていると、小説のみならずテレビ、映画の「物語」も深く味わえるようになると思う。

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2024年06月18日

Posted by ブクログ

簡単に書けるかどうかはともかく、創作初心者が最初に手に取る手引書としてかなり良い。
精神論に逃げず、具体的な構想の立て方や文章の書き方をロジカルに説明してくれている。これから小説書きたい人はたぶん買って損はない。

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2024年03月27日

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