【感想・ネタバレ】紫式部日記 平安女子のひみつダイアリーのレビュー

あらすじ

わたしシキブ。チョーゼツ不幸続きな自分の人生を
まぎらわすため、こっそり恋物語を書いているの。

その物語が”宮中”のエライ方の目にとまって、
な、なんと! 中宮彰子さまにお仕えすることに!

早速、お仕えスタート! と思ったけど、
他のお仕え女子たちは、なんだかとっても冷たいし、
普段の生活と違いすぎるコトの連続だしで、
キラキラな宮中での生活なんて絶対ムリ!!

でも、彰子さまのかなしそうな表情が気になって……。
わたしがなんとかお力になりたい!

悩んで、立ち止まって、前に進む――
共感度100%の紫式部の平安ライフ!
【小学上級から ★★★】

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Posted by ブクログ

本屋に寄って紫式部関連の書籍が大量に出てると思ったら大河で取り扱うのね。
同シリーズの枕草子がよかったので購入。自分は清少納言×定子様派だからか、紫式部日記も源氏物語もほぼ触れて来なかったのでこれを入口としよう。
後は娘に渡してはまるといいな。

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2023年12月25日

Posted by ブクログ

小学低学年女子用に買いました。現代の児童が慣れた言葉でテンポよ文章です。大人しい女子だった紫式部が、キラキラ女子がたくさんいる宮中でどんな日常を過ごして、どんな葛藤や悩みをもっていたか、ざっくり楽しく分かります。古典を学ぶ前に、読ませてあげると、平安時代へのハードルが下がりそうです。

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2023年12月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

発行されたのはNHK「光る君へ」に便乗されての事だろうが、おそらくは同シリーズの「枕草子」と対になっている。中の所々に清少納言への語り掛けがある。「枕草子」では歴史的政治的流れなどは一切書かずにただ宮中の煌びやかさ、定子サロンの華やかさを描いていた。「紫式部日記」はその後の時代を描いているが、定子を忘れかねて悲しげな一条天皇、そんな夫に心を閉ざす彰子。そして定子サロンの華やかさを懐かしがる宮中。紫式部の清少納言への反発はそこにもあるのではないだろうか。ここで描かれる紫式部は陰キャだ。ひたすらに目立たないように生きている。かつて清少納言が定子を想ったように、紫式部も定子を想っている。それは内容の随所随所に現れている。ただ描かれている道長の言動は非常に幼いのが残念だ。

0
2025年03月25日

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