【感想・ネタバレ】前立腺がんのレビュー

あらすじ

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前立腺がんと診断された人とその家族に、検査から診断、治療、治療後の生活で気をつけるべきことの詳細をわかりやすく伝える

男性が診断されるがんのなかでもっとも罹患数が多が前立腺がん。
●前立腺がんの特徴
高齢男性に多い、初期は無症状、進行がゆっくりしている、男性ホルモンに大きく影響を受ける
●前立腺がんの検査から診断、最新の治療法までを、専門医がわかりやすく解説
●巻頭はカラーページ
基礎知識「前立腺はどこにある?」「前立腺の役割」「前立腺がんとは」
「食生活で気をつけること」「運動を習慣づける」「気軽にできるストレス解消法」
「よい睡眠のためにできること」「相談はソーシャルワーカーへ」
●治療が始まってからの生活のコツ、お役立ち情報を図解
●治療についての理解が深まる「がん用語集」つき
◎前立腺がんは増えている
◎前立腺がんの検査と診断
◎治療を受ける前に
◎転移していない場合の治療法
◎治療後に起こるかもしれないこと
◎退院後に気つけたいこと
◎もっと知りたい前立腺がんのこと
前立腺がんと診断されてから知りたいことのすべて


赤倉 功一郎(アカクラコウイチロウ):JCHO東京新宿メディカルセンター副院長・泌尿器科部長。1984年、千葉大学医学部卒業。千葉大学大学院医学研究科博士課程終了後、同大学医学部附属病院泌尿器科、カナダ留学、千葉大学助教授をへて、現職。日本泌尿器科学会専門医・指導医、カナダ・ブリティッシュコロンビア州臨時医師免許取得。

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Posted by ブクログ

身内に該当する人がいたので、少し勉強しておこうと思って読んだ本。

何となくわかった気になっていたが、殆どわかっていなかった。特に気になる事って男性機能の話だったり、どうやって発見したかという話なので、友人なら聞きやすいかもしれないが、身内だとお互い恥ずかしがって真正面から聞けない。そういう時にも読書が有効だし、この本で概ね回答が得られる。

ー 前立腺がんは60歳くらいから目立ち始め、70歳代がピークです。比較的ゆっくり進行することが特徴の一つなので、前立腺がんと気づかないうちに、ほかの病気で亡くなることも珍しくありません。このような場合を「潜伏がん(ラテントがん)」と呼びます。

ー 女性ホルモンによって乳房の膨大があらわれるほか、血栓ができやすくなって心臓や脳の血管に障害を起こして、血栓症や心筋梗塞になるなどの症状があらわれることがあり、慎重に使用することが望まれます。長期間使用することもリスクを伴います。

ー 前立腺がんの治療による合併症の一つに、勃起障害(ED)があります。勃起神経は、陰茎海綿体の平滑筋の収縮と弛緩を調節することによって、陰茎を勃起させることや、元に戻すことができます。前立腺の両側には、神経血管束という神経と血管の束が、ほとんど前立腺に接するようにして走っており、勃起神経もそこにあるのです。通常の前立腺全摘除術では勃起神経も切除してしまうため、神経の刺激が陰茎まで伝わらなくなり、ほぼ100%勃起が起こらなくなります。同時に、精液の約70%を占める精嚢腺液を分泌する精嚢も切除するため、射精もできなくなるのが通常です。最近では、勃起神経を温存したり、神経を移植したりする手術もありますが、それらで性機能を温存できる確率は5割程度です。

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2024年10月31日

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