あらすじ
ライフステージが変わるたびに、これからの暮らしを考えて、住まいも生活時間もお金の使い方も見直してきた山崎さん。
家族の成長に合わせて物の置き場所を最適にし、自分らしくいられる心地よい空間をつくり、限りあるお金と向き合ってきた工夫満載の1冊。
「家は、希望が叶う場所であり、いつからでも新しくなれる場所」と話す山崎さんと、再出発整理をしませんか。
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Posted by ブクログ
家庭は簡素に社会は豊かに(羽仁もと子)
婦人之友の本。この家計簿は難しく私は挫折、別の家計簿で記録しているが【長女の教育費が1,300万】と出てくるのがすごいと思った。1年で卵を家族で何キロ食べた、なども同様、全て数値で見ることで家計を夫婦で共有できるなど。断捨離やミニマリストとは対極だけど豊かな生活を感じる。身の丈にあう気持ちのいい淀みのない生活とは?考えるいいきっかけになる。
Posted by ブクログ
母から借りた本です。あまりに取っ散らかっている我が家や、ドタバタの私の生活を見るに見かねて、参考書として貸してくれたのかもしれません(笑)
以前、山崎さんの「帰りたくなる家」も読んだことがあり、私も母も、山崎さんの「スーパー主婦」ぶりやお人柄が好きです。
雑誌「婦人之友」を創刊した羽仁もと子の「家庭は簡素に 社会へは豊かに」という言葉を実践されている、お手本のような山崎さん。
その「婦人之友」愛読者たちが集う(?)「友の会」でも大変活躍され、”スーパー主婦”としてメディアにも取り上げられるような方ですが、本書を読んで、さらに「まさしくスーパー主婦だな」、と思いました。
本書では、生活の工夫、収納のあれこれだけではなく、家計簿についてもふれていて、「数字はうそをつかない」に深く納得。私自身、山崎さんほど項目・費目を細かく分けていないけれど、家計簿はきちんとつけるようにしていて、たかが家計簿、されど家計簿と思っています。家計簿をつけていると、ぼやーとしていた生活の不満や将来の不安など、見えてくるものがあります。ただし、自分に合った家計管理をしないと苦痛で仕方ないので、山崎さんのように、みんながみんな羽仁もと子考案の家計簿をつけるべき、とは思いません。あ、山崎さんも、それを薦めているわけでも、友の会への加入を強制してるわけでもないですよ!
ぜひとも、みなさん、自分に合った方法で家計管理をしてみてください。と、山崎さんは言っているんだと思います。
最近よくSNSで見るようなキラキラした部屋の様子や、見かけがとても綺麗な収納や、すごく手際のよい家事、といったものが掲載されているわけではないですが、地に足がついた生活といったらなんとなく変だけれど、落ち着いた山崎さんの生活に、「こういう生活を送っていって、歳をとっていきたいな」と思いました。