あらすじ
少年として育てられた少女。ある日を境に、運命が劇的に変わっていく――
騎士に憧れている名もない少年は、歴史あるロマニョーロ伯爵家の下人として雑用をこなしていた。
17歳のある日、少年は初潮を迎えて自分が女性であることを母親から告げられる。伯爵との間に身篭った子供であったが、母親は子供を守るために人知れず少年として育て上げていたのだ。
伯爵は子供の存在を知ると、自分の娘であるメイリーンを不遇な婚約から守るため、子供を影武者に立てると決める。
その瞬間、子供は17年間なかった名前を与えられ、人生が劇的に動き始める。与えられた名は「ヌリタス」。意味は、「無」だ。
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匿名
物語の初めの虐められるシーンには心が痛みますが、
結婚後から面白くなっていきます。
ヌリタスにひどいイジメをする息子は勿論、悪いのですが、そんな息子になってしまう環境を作った公爵が一番悪く、
成敗されればいいのにと思いながら読んでいます。
11話まで読んで☆5に更新。よくあるお花畑な主人公とご都合主義な展開のタテヨミとは違います。心揺さぶられて全員応援したくなります。