あらすじ
80年代から90年代初頭。
あのころの女の子が
夢中だったもの、こと。
おしゃれ、古着、中国雑貨、マンガ、私の個室、はじめてのレコード etc.
イラストレーター杉浦さやかの少女時代のあの日々、
憧れを ぎゅっと詰め込んだ1冊ができました。
巻末には、恩師安西水丸先生追悼展示に寄せた
もうひとつのA to Z「2015年のA to Z わたしのおきにいり」も収録。
* * *
大学4年生のときに絵の仕事をはじめて、
30年の月日が流れました。
節目の年に、イラストレーターとしてデビューするまでの
少女だったころの「すきなもの たのしいこと」――
あれこれ思い出しながら描いてみました。
懐かしかったり、ずれを感じてもらったり、
ご自身の少女・少年時代を思い浮かべながら
おつきあいいただけたらうれしいです。(「はじめに」より)
* * *
(目次より抜粋)
A A-KO MUTSU 陸奥A子
B BUNKAYA ZAKKATEN 文化屋雑貨店
D DO!FAMILY ドゥファミリィ
G ENERAL GOODS 生活雑貨ことはじめ
I ILLUSTRATOR 憧れのイラストレーター
K KARUIZAWA 思い出の軽井沢
N AGOMU GAL ナゴム・ギャル
U SED WEAR とにかく古着
V VALENTINE'S DAY ドキドキの日
Y ARNING FOR GIRLY 憧れの世界
…ほか
* * *
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
杉浦さやかさんの本は廣瀬 裕子さんの本に挿絵を描いていた時から大好きでほとんどの本を集めている。
今回は大好きな80-90年代のイラスト付きエッセイのようなもので即購入。私より少しだけ上の世代なので陸奥A子さんとかさやかさんの本で知ってから色々集めたりした。今回は1970年代生まれなら「これ懐かしい」、「あーあったあった」、「こんなこと自分もやったなぁ」と大きくうなずきながら読んでしまうこと間違いなし。
*MCシスター、OLIEVE、なかよし
*交換日記、母手作りの服、手芸
*Do!FAMILY、文化屋雑貨店、古着屋
これらのキーワードでウキウキしてしまう人は読んで損はないかなと思う。
テーマごとに見開きでかわいいイラストと文章が書いてあってとても読み応えがある。
最後には安西水丸先生の追憶展に寄せたわたしのおきにいりAtoZが掲載されている。さやかさんが安西水丸先生に師事していたとは知らなかった。ごちゃごちゃしていなくてシンプルなのだけれど見ていて優しい気持ちになれるイラストという点で共通しているなぁと思った。AからZまでみてまた戻って最初から眺めてと繰り返し楽しめるイラスト集になっている。買って良かった。
Posted by ブクログ
杉浦さやかさん、ほぼ同級(1971年生まれ)だったかー。
杉並区に住んでいた女の子と自分とでは、オシャレ度も見ているものも微妙に違うが、あの頃の空気感が、文化屋雑貨店、大中、Olive、ナゴムレコード、ガーゼシャツと安全靴のパンクス(ラフィンノーズね、これはお兄さん)、大高輝美さんの『フェルトの小もの』、キルティングの巾着、アイワのダブルカセットデッキ…いやいやいや。懐かしい懐かしい。
Posted by ブクログ
80〜90年代の女の子の懐かしいもの…ということで作者とはほぼ似た年齢の割に意外と被らないのは住んでた環境と好きだったものの方向性の違いなのだろう。
だけどそれでも可愛くてちょっと懐かしい。
世代が合う人も若い人も見たら楽しめると思います。
Posted by ブクログ
杉浦さやかさんの可愛らしいイラストと「'80s〜'90s少女カルチャーブック」のタイトルに惹かれて購入。いちご新聞、MCシスター、大中など懐かしいアイテムがたくさん!30〜40年近く前の少女時代を振り返って描くのは大変な作業だったんだろうなと思います。子供の頃に好きだったことを仕事にできている杉浦さんが羨ましいです。
Posted by ブクログ
「大中」「ドンパチ」「私の部屋」「ヤンソン」「いちご新聞」「全プレ」忘れていた記憶が蘇りました。
フェルトでできた小物、私も作ったなぁと懐かしくなりました。
「ねぇ、ねぇ、これ覚えとる?」と友達に話したい気分になりました。
Posted by ブクログ
絵が可愛いのと、当時を懐かしみたい気持ちで購入。
杉浦さんとは10歳くらい違うので、重なってるところもあればいいそうでもないところも。少女漫画はりぼん派だったし。
大中、オリーブ、MCシスター、くらいかなあ。
粘土のぺたんこ人形は、お母さんが作ってた。
古着は、私は下北沢のDEPTやシカゴ行ってた。
自分は田舎者だったから、都会っ子はこんなにいろんなかわいいものがいっぱいあっていいなあ。
で、エッセイのジャンルを読んで改めてわかったのは、人の考え方や歩んできた道などは興味深いのだけれど、人の好きなものに関してはどうでも良いと思ってることに気づいたよ(笑)