あらすじ
女子×裏格闘×団体運営=???
格闘団体をクビになった天馬希望(てんまのぞみ)は一攫千金を夢見て、
幼なじみの2人と女子だけの裏格闘団体を立ち上げる!
しかし、興行を成功させるためスター選手として招き入れたのは、
可愛らしい見た目からは想像できないとってもキケンな女子高生で…!?
金か? 夢か? 革命か?
予測不能な女子格闘×団体運営ドラマ、開幕ッ!!
『ダンベル何キロ持てる?』『ケンガンアシュラ』原作・サンドロビッチ・ヤバ子が放つ、女子“裏”格闘技!
欲望が支配する裏社会で、女たちは生き残ることができるのか...。
近年、日本でも注目を集めつつある女子格闘技。
だが、本作の舞台はテレビに映るような“表”の競技ではない。
裏社会の住人たちが己の欲望を賭けて集う、禁断の“裏格闘技”である。
そこに名を連ねる選手たちは、一癖も二癖もある表舞台には出られない異端のファイターたち。
リングに上がれば、もはやルールも限界も存在しない。
極限まで研ぎ澄まされた肉体と、歪んだ信念がぶつかり合う戦いは、まさに“死合”。
さらに、本作のもう一つの軸は“経営”という視点である。
誰に向けた興行にするのか、どんな選手を売り出すのか。
試合の裏側、興行団体の運営戦略までもがスリリングに描かれており、ビジネスとしての一面も見逃せない。
金、強さ、名声――すべてが欲望のままに渦巻く地下リング。
己の価値を拳で証明する女たちの死闘が、今、始まる。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
ダンベル世界の裏側
ケンガン、ダンベル等と世界線を共有している今作。負け組の3人がひびき達の後輩の姫奈と出会う事で裏格闘技界に入り込んでいくのに注目。
Posted by ブクログ
CYNTHIA THE MISSIONでは重過ぎる。
かといってランブルローズではぬる過ぎる。
絶妙な描写の女子格闘漫画を探す格闘漫画好きの人々におススメします。
今作と同じくヤバ子、MAAMさんのコンビで描かれた前作、
ダンベル何キロ持てる?を読んで思いました。
ヤバ子さんの出世作であるケンガンアシュラの世界観を
MAAMさんの作画で読めたらさぞ面白かろうに。と。。。
その結晶が今作であり予想は的中、血沸き肉躍る女子格闘、たまらない。
不良女刑事・弱小ヤクザの女組長、網膜剥離により道を諦めた天才女子格闘家。
この3人組が女子限定裏格闘技団体の運営をするという
ちょっと変わった視点で描かれる物語もさることながら、登場人物が皆魅力的。
中でも凶悪凶人姉妹と称される瀬名姉妹の姉、瀬名りこちゃんが良い。
恵まれた体格(184cm 83kg)を持ち、本能の赴くまま立ち回り
ダブルスレッジハンマーを軸として一撃に賭けるパワータイプであり
機動力という単語を理解できずに英語だと思っちゃう程の脳筋筋肉ダルマ。
オラわくわくすっぞ。
女子格闘だからといってエロコスで戦うとか
そういう安易なエロ描写が無いのも好感度が高い理由の一つです。