【感想・ネタバレ】よかれと思ってやったのに 男たちの「失敗学」入門のレビュー

清田隆之

恋バナ収集ユニット「桃山商事」の代表をつとめる著者はこれまで1200人以上の失恋話や恋愛相談に耳を傾けてきました。女性からのお悩みに頻出するのが、不可解な言動を無自覚にくり返す男性たちのエピソード。人の話を聞かない、謝らない、すぐに不機嫌になる、話し合いができない……彼女たちをイライラモヤモヤさせている「男性のあるある行動」を20のテーマに分類、背景をひも解くことで見えてくる「オトコらしさ」の問題点とは？ 男女の「わかり合えない」を乗り越えるヒントが詰まった必読書！
※本作品は2019年７月、晶文社より刊行されました単行本を文庫化に際し、加筆修正をしたものです。

[ブクログ · ★★★★☆]

自分の感情や身体の声にきちんと耳を傾け、言葉にして現状を理解すること。
どこまで踏み込めるかのチキンレース的なコミュニケーションって今でも全然やりがちで、その度にめちゃくちゃ後悔する。

[ブクログ · ★★★★☆]

女性から見る男性あるあるとその考察をまとめた本です。男性からすると「確かにその通りだな」と納得感もある一方、無自覚な点もあり興味深く読む事ができました。男性の行動が理解出来ないと悩む女性、なぜか嫌われたり怒られたりする男性、双方におすすめの本です。

[ブクログ · ★★★☆☆]

男性として無自覚なままに態度や言葉にしてしまっている恐ろしさを感じつつこの本を通して昨今の男女の分断が大きくならないようにコミュニケーションしていきたいと思った。まずは相手の意見や声をしっかりと受け止めて論理的に言葉を返すことから始めようと思う。男性性について学びが多かった一冊。