【感想・ネタバレ】シークに奪われてのレビュー

あらすじ

生活のためにカジノで働くレイチェルの生きがいは妹が育児を放棄した乳飲み子のイーサンだった。ある日、二人が暮らす粗末なアパートメントに、すばらしい身なりの男性が乗りこんできた。カリムという彼の名を聞いて、レイチェルは愕然とした。じゃあ、この人がイーサンの伯父なのね。そして、アルカンタルのシークにして、王位継承者……。そんな高貴な男性がここに来た目的は一つしかない。レイチェルは恐怖に駆られながらも、心に誓った。この子を奪いに来たのなら、徹底的に闘うしかない。■ベテラン作家サンドラ・マートンが久々にシークをヒーローにしたストーリーを書きました。華やかな生活の裏で孤独に悩み、心に傷を持つシークが愛にめざめる姿を描きます。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かったです。
内容としては、ハーレクインの王道、つまりシークと一般女性の複雑な訳あり事情を抱えた恋愛ものということになります。

ただ、私がこの作品を読んで良いなと思ったのは、人間にとって何が大切なものか、ということを中心に据えて描いているところでした。
ヒロインの妹がシークの弟と恋に落ちたのは愛情よりは、男性の王子であること、立場や富に惹かれてのことだったのですね。
ですが、その姉であるヒロインは違い、愛情つまり心を大切にする女性でした。
最後は誤解も解け、主役の二人が幸せになれて良かったです。

0
2015年12月03日

「ハーレクイン・ロマンス小説」ランキング