【感想・ネタバレ】改訂版 採用側の本音を知れば就職面接は9割成功するのレビュー

あらすじ

面接で聞かれる「タテマエ質問」の裏には、必ず「本音」がある!

【タテマエ】 「自己PRをお願いします」
→【本音】 「あなたの長所をふまえて、当社で何ができますか?」

【タテマエ】 「最近気になるニュースはありますか?」
→【本音】 「この業界や会社についての記事を読んでいますか?」

面接の質問には、ストレートに聞くことができない何らかの意図が隠されています。
それに気づかずにピントのずれた答え方をすると、面接官には評価されません。
逆に言えば、本音をくみとって適切なアピールができれば、内定はぐんと近づくのです。
採用側の本音を知れば、面接は9割成功したも同然! この本で内定をつかみとってください。

※本書は、2018年11月に小社より刊行された『採用側の本音を知れば就職面接は9割成功する』を増補・再編集した改訂版です。

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Posted by ブクログ

採用側の本音を知れば就職面接は9割成功する
著:渡部 幸

面接の正しい対策とは、内定を得るには、「採用側の本音」を理解し、その「本音」に対して私たち自身が「何ができるか」と「どういう思いでいるか」を伝えることが大切である。

面接官の質問は、実のところタテマエがとても多く、本当に聞きたいことを直接訪ねていない場合が少なくない。そこで本書では、「面接官がこういう質問をするときは、実はこんなことを聞きたがっている」という面接官の「本音」のほか。就活生がやりがちな失敗やポイントに説明している・

本書の構成は以下の3章から成る。
①まずは自分の強みを知る
②正しい答えがわかる
③ライバルに差をつける

面接も日頃のコミュニケーションの根本は変わらない。自分が何を伝えたいかよりは、相手が何を知りたいか。その相手軸を根本において、いかに自分の本質をわかってもらえるかがポイントとなる。

短期的な面接対策という点では演じてしまったり取り繕ってしまう点があるかもしれない。しかし、本来は、その自分の今を知るだけではなく、自分としてどんな人間になっていたいのか。そのためにどんな努力や生活を送っているのか。そしてそれにむけて中長期的に前に進むことも必要となる。

面接がゴールではなく、スタートラインなのかもしれない。表面的な対策ではなく、自身の棚卸と自分が将来的に活躍できるために色々考えて用意するだけでも、自身にとっても振り返ってみれば良い時間になっている。

せっかくの機会であれば、短期・中期・長期的な対策と対応を自身の習慣として高めることにつなげることを期待したい。

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2023年08月19日

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