【感想・ネタバレ】百鬼園事件帖のレビュー

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影の薄い大学生の甘木と、個性の塊と言うか子供っぽい拘りを持つ内田榮造の周りで起こる怪異奇譚。
実在する先生なんですね。

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2024年05月18日

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昭和初期の神楽坂が舞台。存在感の無さに悩む大学生、甘木くんと、偏屈な大学教授、内田先生は、行きつけのカフェーで同席したのを機に親しくなる。先生の背広を間違えて着てしまった甘木くんは、何故か怪異に遭遇するようになり、内田先生とともにその謎に迫っていく。

短編集ではあるけど、順番に読んでかないとダメなやつ。最初はまあまあ怖いかな、という感じなのが、読み進むうちにどんどん怖さが増してきて…。ドッペルゲンガーの話でヒェ〜となり、若くして亡くなった伊成くんの話では悲しみも加わって、胸が締め付けられる。

私は内田百閒を名前くらいしか知らなくて、読み終わってから調べてみた。偏屈で借金大王で、鉄オタで…夏目漱石に師事し、芥川龍之介とも交流があったという。物語の中でもそういう事には触れているので、彼のひととなりを知ってから読むとより面白いのではないだろうか。

甘木くんは、そんな内田先生と良いコンビだ。途中、ある理由から疎遠になってしまうけど、また元鞘に納まってから話は終わる。続きがあったら、ぜひ読みたい。

ノスタルジーを感じるブックデザインも良き。

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2024年05月05日

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悪くはなかった。
内田百間の帽子や背広がイメージしづらい。表紙の絵も違う気がする。筆者のビブリアシリーズと異なり、現代を描いたものではないから、私の脳内では映像化が難しかった。
性格もよくわからず。
ドッペルゲンガーとの対決は、ちょっと呆気ない感じ。

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2023年12月24日

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舞台は昭和初期。大学生の甘木が、変わり者の内田教授と親しくなる。
そこから怪異な出来事に巻き込まれ始める。
夏目漱石、芥川龍之介、ドッペルゲンガー…
怪異物は好きでたまに読むけど、ちょっと不思議なテイストだった。

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2023年10月13日

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