【感想・ネタバレ】超探偵事件簿 レインコード ユーマを待ちながらのレビュー

あらすじ

探偵見習いユウカの初任務は、苛烈な超探偵との事件解決だった――。『人形たちの沈黙』
見目麗しい情報屋は偶然出会った超探偵と共に、お宝を求めてマフィアのアジトへと潜入する!? 『雨に笑えば』
とある学校で起こった不可解な連続自殺事件。その事件解決へとやってきたのは、見るからに怪しい人物で――。『禁じられた童謡』
崖っぷちのゴシップ記者が謎の工場で出会ったのは、恐ろしい殺人トラップの数々と美少女だった!? 『未来の静止する日』
ダークファンタジー推理アクションゲーム『超探偵事件簿 レインコード』の前日譚を描く完全書き下ろしノベライズが登場!

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愛のあるノベライズ

(レインコードをDLCまで含めて全部プレイしてから読みました)レインコードファンの友人に勧められて読みましたが予想していたよりも数倍良かったです。こういう言い方をするのはあまり良くないかもしれないですが、コスパで言えばDLC買うよりもこっち買った方が良いのではと思うくらい、超探偵がレインコードの世界においてどういう存在なのかや各キャラの探偵としての有能さなどがよく分かるし、それぞれのエピソードがしっかりその探偵のキャラクターに沿った内容になっていて、すごく各キャラへの深みが出たなと感じます。(DLCも良かったのですが、価格からするともっとボリュームがあっても良いのではと思うくらい短かったのが残念でした)
レインコードの予約特典の小説(ヤコウの過去話)が正直キャラの掘り下げとしてはなんか弱いなぁと感じていたので、このノベライズもきっと当たり障りない内容なんだろうと読む前は思ってましが、この作者の方はゲームのメインシナリオを担当された方では全くないのにそれぞれのキャラの理解度が深くてすんなりとストーリーを受け入れられました。しかもヤコウがそれぞれの探偵に対して感じていた想いについても触れられてるし。それぞれのエピソードにゲストキャラが居ますが、しかし微妙にユーマくんよりも冷たかったり頼りがいがなかったり、踏み込んでほしいとこまで踏み込んでくれないという足りなさがあって、だからこそ、それぞれの探偵がどうしてユーマくんに対して心を開いてくれたのか、彼が踏み込んできてくれることがどれだけ貴重だったか、その理由がしっかり補足されているなぁと思います。とにかくレインコードのメインの探偵たちの中に好きなキャラクターがいる人はみんな読んだ方が良いと思う作品です。オススメです!

#アツい #エモい

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2024年02月18日

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