あらすじ
【片想い年下α×番の記憶をなくしたΩの初恋オメガバース】βの高校教師・鬼瓦草太は、臨時講師・久我薫が苦手だ。見るからにαな外見と、βの自分まで感じるほどの不思議な匂い。その上、初対面で「俺のこと覚えてる…!?」なんて詰め寄られた。何かとかまってくる久我から、できるだけ距離を取る鬼瓦だが、ついに職場の飲み会で隣同士に。「俺はただ…あなたと話したかった」これまでの大人気ない態度を責めることなく告げる久我に、βなはずの鬼瓦はなぜか強烈に発情してしまい…!コミックス描き下ろしも収録!
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オメガバースの世界
ベータとして生きてきたのに、突然現れたアルファが気になるのはなぜか。親友の様子もおかしい。自身の気持ちがグラグラと落ち着かない。わからない事だらけでお話は始まる。
オメガバースの世界。細かい設定で違和感はあるかな。首噛みの番契約って、発情期中しか有効じゃなかったっけ?そこはこの作品では違う事になっている。幼い頃のおまじない的な首噛みも、番認定されるらしい。これはなかなか危険だ。
アルファの父親の行動は最悪だったが、未成年では何の力もなく、むしろ執事ポジのじぃやを使ってオメガの動向を探れるくらい、恵まれた環境じゃんって思ったかな。
すれちがいましたなあ…
子供のうちにアルファがオメガを噛んでつがいになっちゃって、オメガがアルファの記憶を失った。
その理由が、このお話の軸であり、とってもよかったです。
欲を言えば、もうすこしこじれてもいいかなと思ったんですが、ページ数的にむりそうですね。
後日譚もちっと読みたかった……。
星が四つなのは、画の構成がちょくちょく気になったため。
ストーリーいいので、もすこし感動的に描けたのではと思います。
良かった
最後は番になった経緯や色々を思い出しハッピーエンドで良かったです。
ただ、所々足りないというか強引というか気になる事が…、他にもツッコミたくなる事があり気になってしまいました。
設定が惹かれるモノだっただけに惜しいです。