あらすじ
14歳で父が失踪、17歳で母が倒れて障害者となり、一家破産――。
多感な思春期を経て、
兄・悠輔はアカデミックな世界へ、
弟・修造は起業家の道へ進む。
大学生ながらスタートアップに役員として参加すると、わずか3年で上場を果たし、多額の資金調達にも成功。
ところが、その直後から幾多の困難に見舞われていく。その一つひとつを乗り越え、会社は国内シェアNo.1企業に成長し、史上最高益を更新し続けていく。
波乱万丈の人生のなかで得たもの――、それはどんなときにも打開策をもたらし、望む結果へと近づいていく思考法「逆張り思考」だという。
困難さえもおもしろがり、しなやかに生き抜いて人生を好転させるコツ、成功を招く思考・行動、夢がかなう目標設定のコツなど、注目の起業家が初めて明かす「シン・成功法則」!
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Posted by ブクログ
読んで納得の一冊。これからの人生は目標に向かって進んでいこうと思わせてもらいました。ノートに決意を書きました。おもしろそうだからやる。そんな気持ちで人生歩みたい。相性いい本でした。
Posted by ブクログ
総じて 著者は前向きな思考があったからこそ大変な出来事も乗り越えられたと感じた。
著者は大変な経験をした時に
今ここで諦めても問題を根本的に解決しなければ
次も同じだと考え
発想 逆にし
この状況は人生のヒントを掴み取る チャンスだ
長い目で見た時 今のこの状況は自分の人生にとってプラスになると解釈を変えた。
逆境→学びの積み重ねがその人だけの人生をつくる
ここから何が学べるかという思考をしていく
人生の勝者は自分の居場所を見つけた人
著者の母親が脳出血して倒れた経験から著者は人生において 健康状態を保つことが最重要であるということを心の底から理解した
そのため取りすぎると癌になるリスクを上げる成分や 化学物質の摂取を控え、間食にはお菓子ではなく、ナッツを食べる
そして4つ足動物ではなく 鶏肉 魚を食べる
甘いものを食べたくなったら スイーツではなく 果物 ハチミツを口にする
という食に対する意識を持っている
それに加えて毎日の運動を欠かさず、健康系の本から知識を学び実践している
Posted by ブクログ
もっと頑張らないと
・複眼的に物事を見る大切さ
・他人の常識に振り回されず、自分のオリジナルな発想で物事を捉えていく
・その時、時代時代で自分の頭と体で感じ。学び行動する
・誰かに決めてもらうことは自分の思考を止めること。大切なのは自分の人生を自分で作っていること。
・嫌だという感情をそれをま学びにできる姿勢は共存できるはず。厳しさは学びに変えられた時、おいしい経験をした希少価値の高い人材になっている。
・逆境から学びの積み重ねが自分の個性となり、強みとなり人生を作る。
・嫉妬心は自分にもできる可能性があるから嫉妬する
・何を目指すか?どんな山を登るか、この設定で自分の視点と行動が変わり、結果が変わる。具体的測定可能時間軸が明確な目標を立て行動を繰り返す。
・安定とはどこでもいきていける力が身についた状態のこと。
・求めてくれる人と仕事をすることで、自分の成長スピードは加速する
・人生の勝者とは最初からゆってるゲームに参加せず、自分の居場所を見つけた人のことだと思う。
自分の居場所とは?自分の強みをはっきり切る場所、自分の目標目的を実現できる場所、自分との相性がいい場所。
・自分の中にある強みやピンとくる感覚から出てきた目的意識。陸上これらを持ちながらイメージした菊がついて車で粘り強く努力を続けること。これが自分の100% 力をできる。居場所を見つけるためのプロセス。
・和田成功するか分からない。不確実なものに飛び込む。勇気が自分の居場所を必ず見つけることにつながり。
運を呼び込む5つの行動
忘己利他
リスクをとって挑戦
怖がらずフットワーク軽くする
失敗をさらけ出し失敗から学ぶ
挑戦の数をできるかぎる増やす
Posted by ブクログ
新卒で入社した会社のCOOの成田さんの本。取締役を退任した後、結構メディアに出ていて、本が出ると言うことで読んでみました。
成田さんはとにかくすごかったんですが、自分の働き方とかベンチャーで働くとは、といった価値観にかなり影響を及ぼしてくれていました。
それがなぜか、の言語化がこの本読んで出来た感じです。
とにかくストイックだった印象を思い出して、まだまだやりきる必要があると奮い立ちました。。。
Posted by ブクログ
成田修造さんの壮絶な半生を織り混ぜながら、混沌とした現代をどのように生きていけばいいか、時間してくれる羅針盤のような本。
やりたいことが見つかっていない人は、まずは自分がどのような人物なのか、どのような人間になりたいのか、自己理解を深めることが大切だと説く。成田さんが実際に行った思考活動をベースに解説してくれるので、とてもわかりやすく、自分の思考を整理するのに助かった。
AIが跋扈するこれからの時代は、周りの人と同じことをしている方が、危うい。自分の強みを活かせる場所はどこなのか、戦わずして勝つ「戦略」について、誰もが真剣に考えなければならない局面に来ている。
Posted by ブクログ
自身の目標設定の参考と自分の子どもを育てていくにあたり、成田兄弟がどのように育ってきたのか知りたいと思い、読みました。
現状を分析、あるべき姿を設定、現状とのギャップから目標を設定し、PDCAをひたすら回していく。
手法としては、ポジショニングが重要で、戦わずして勝つ事が重要。
と自分自身を商品として捉えたマーケティングの考え方を当時からされていたことが素晴らしいなと思いました。
戦い方的には、孫子の兵法書ににている印象です。
具体的にご自身の流れも書いていただいているので、とても参考になりました!
Posted by ブクログ
どんな悲劇がこの身に降り掛かってきても、そこから這い上がる精神力は、著者ほどの経験をしない限り得られないとは思うけど、自分なりに真似して活用できたら、それはそれでとても良いことだと思っています。
「逆張り」と聞くと悪いイメージしかない私ですが、冷静に考えるとその行動にも真っ当な根拠があるわけです。大勢とは違う視点から将来を見据える。その道にあるヒントは逆張りした人しか気づいていないわけですからね。つまり一人占め出来る。リターンが大きいですね。
ですが、まだまだ頑固な日本では風向きが強い。主張する場すら与えられないこともあります。主張したとて単純な意見ではなく「逆張り」な訳ですから、大半は却下されるでしょう。リスクも大きいですね。
先ほど述べたヒントが低迷した状況を覆し、上司を唸らせることが出来るのは、逆張り思考ならではの逆転力ですね。その面で言えば単純な意見では太刀打ちできない領域なのかもしれません。
逆張り思考はアドラーの心理学に少し似ている気がしますね。物は考えようみたいな。
少し前に探求学習をした際、遺伝学や心理学について触れました。
心理学を学んでいると、自己肯定感が上がるというか、リラックスできたり勇気を貰えたり、精神面でとても助けになります。
その中でも、アドラーの心理学が自分の悩んでいたことを全て取っ払ってくれました。彼の心理学の中で特に好きな部分を下に載せておきます。
出来なくて悔しんだり泣いたりすることは、人間に本能的に備わっていることだ。この感情をバネに人は成長し、苦難を乗り越えていく。偉大な経営者も、オリンピックのメダリストも、この劣等感があるからこそ上に上に進んで行ける、とても重要な感情だ。(一部改変)
Posted by ブクログ
人生は選択の連続。最高の勝者は、『自分の居場所を見付けられた人』
良きにつけ悪しきにつけ、子どもにとって大きな影響を与えるのは間違えなく両親であり、育成環境だなぁ
成田家兄弟はその少ないながらも良い部分のエキスを上手く吸い上げる能力が卓越し、逆張り、反骨精神、何事も好転させる力を鍛えられた実に好事例
Posted by ブクログ
経済的にも環境的にもかなりの逆境だと思うが、
奨学金や自分で稼ぐ力で乗り越えており悲惨さを感じさせない。地頭の良さは生活も救うと思った。
乗り越えられたのは、人生の道筋をつけてくれた兄の存在もあったと思うが、先陣を切った兄・成田悠輔さんはどういう思考で生きていったんだろう。ちょいちょい登場する成田悠輔さんのお兄さん的側面が、兄弟フェチとしては良かった。
毎日成田さんにお弁当をつくってくれた、バスケ部の後輩のお母さんに泣けた…。なかなかできることじゃない。謝辞に入っていたのも同じ人なんだろうか。
気になった言葉
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・挑戦するからこそ逆転劇も起こる
・1%の賭け事も100回やれば6割の確率で当たる。459回やれば99%の確率で当たる。失敗とか459回やってから言え。
・戦略という言葉は、戦いを略すと書く
Posted by ブクログ
「幸運」「成功」など人生を満足する結果にするにはやはり「物事をポジティブに考え、思い立ったら行動してみる事」になる。「挑戦」しないで結果はない。「後悔」は行動、経験出来なかったことへの回想だ。現代、特にネット社会は「待ち」(与えられることを待ち構える)が多く、一時期の幸運は決して続かない、新たな「行動・挑戦」をしてみることが現代ではないだろうか。
Posted by ブクログ
彼のこれまでの人生を語っている。その中で、彼がいかに逆境の中で前向きに、挑戦し、歩みを進めてきたかが書かれていた。兄が天才肌とあったが、弟の修造氏は努力の天才というべきか、自己分析と状況把握に長けているように思えました。