【感想・ネタバレ】猫かぶり嬢とにわか貴公子 ‐箱入りメイドへ華麗な転落‐のレビュー

文月更 / 増田メグミ

「世が世ならあなたは貴族の娘だったのよ」
――幼い頃、母から聞いた一言に、尋常ではない憧れを抱いたシャーロット。
「成り上がり」と笑われても、“貴族のお嬢様”になるべく努力に努力を重ね……16歳になった頃には、表面上は完璧なレディへと変貌！
だが社交界を目前に、父親が行方不明＝一文無しに!!
悲嘆に暮れ……るわけもなく、「最後に笑うのはこの私！」と奮闘するが――!?
“性悪お嬢様”が繰り広げる小公女風（？）ラブファンタジー開幕！

[ブクログ · ★★★★☆]

読んで最初に思ったのは、やっぱり「小公女セーラ」でしょうか。
ミンチン女史とか、昔見たアニメが頭に浮かんじゃいました。

けどこっちのシャーロットは、腹黒で打算ありきのいい子ちゃんでしたけど、思い込みが結構大外れだったりして、そんな彼女の後ろで見守るエロールがなんともいえません。

エロールは絶対シャーロットが好きだと思うけど、シャーロットはどうかなぁ。次巻に期待です。