あらすじ
「空気の読める女になりなさい」
祖母の教えである。
小さな頃から叩き込まれた空気を読むという行為。天涯孤独になってしまったチェルシーは、突然現れた男爵家に実家を追い出され、名前まで奪われてしまう。
起死回生を狙って孤児院で生活を始めたチェルシーの元を訪れたのは――?
「おい怪我を見せてみろ」
「お構いなく」
「いや、怪我してるだろ」
「大丈夫です」
「放置しているこっちが煩っちゃうんだよ!」
「大・丈・夫!ですよ~!」
これは、変な空気の読み方しながら大好きな令息に溺愛され、ざまぁをしていく少女の物語。
*投稿サイトの内容を、大幅に加筆修正しております。
感情タグBEST3
作者さん買いです。
先に朴念仁のお話を読んでいたので、色んなことが繋がって、大爆笑。
この作者さんの話しは、本当に楽しく、面白いので、ちょっと凹んでる時には、読み返しています。
匿名
クスッと笑っていたのは最初だけ。それなりに事件が起こって、ニヤニヤ時々爆笑が止まらない、なんとも楽しいお話でした。もうちょっと登場人物たちのこれからのお話が見たかったです。
有能な義兄が奔放な義妹に振り回されながらも愛情たっぷりに包み込んでくれて、読んでてとっても幸せな気持ちになりました!
ただ終わり方が唐突だったのと、挿絵があればなーと思うところがあったので☆マイナス1で。
すべて唐突に始まり唐突に終わった印象。
溺愛の始まりがとくに謎で。空気が読める発言もちょっとくどい(笑)だがしかし、面白くないわけではなく。
身の置きどころに困る…そんな読後感。