あらすじ
とうとう西部で帝国との武力衝突が起き、十神剣の多くが首都を離れ、戦に赴いた。首都に残った第一王子ソウェイルと弟フェイフューはお互いの譲れない主張を巡り、初めての兄弟喧嘩が勃発する。
西部でも、それぞれの思惑や感情がぶつかり合い、十神剣同士での仲間割れが起きていた。アルヤ王国は帝国からの残酷な条件を突き返し、王子二人が並び立つ未来をつかみ取ることができるのか? アルヤ王国の未来を定める第1部、堂々の完結巻!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
最初は厨二病のようなタイトルでちょっと読むのに気が引けたものの2巻からめちゃめちゃ引き込まれ、第3巻は一晩で一気読み!!!
何が面白いかと言われると・・・
十神剣のキャラクターとその人間関係?かなぁと思います。
本作では、今まであまり活躍の場が無かったティムルやナーヒドがその力を発揮します。
前巻で殺されてしまったウマル総督・・・
登場人物達からは勘違いされていたけど私は優れた官僚であったと思っております・・・
ウマル総督が何者かに殺されて、アルヤ王国に激震が走る!?
前巻で始まったサータムとの戦争、舞台は古都タリウスにてサータム帝国VSアルヤ王国の戦いがその厳しさを極める!
そして、裏切者の十神剣バハル!?
彼の動きが物語を奔流していく・・・