【感想・ネタバレ】内海の輪 新装版のレビュー

あらすじ

考古学会の新進として注目されていたZ大助教授・江村宗三は、松山の老舗商店に嫁いだ元兄嫁の美奈子と度々逢瀬を重ねていた。しかし、2 人で計画した瀬戸内海旅行の中で、美奈子は宗三に妊娠を告げる。「もう松山には戻れないわ。あなたなしには生きてゆかれなくなったわ」……子を産む決意だというが、それは宗三の学界からの追放を意味した。宗三は美奈子の殺害を計画するが――。男女の愛憎心理を鋭くえぐる松本清張の傑作長編推理。ほか一遍収録。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

チャチャチャ、チャチャ、チャチャーン♪
愛憎の末の殺人、まさに「火曜サスペンス劇場」や〜!
2話とも熟女の肉体に絡め取られ、がんじがらめになってやむなくやってしまったパターン。

・内海の輪
W不倫の成れの果て、女が旅行先で「家に帰りたくない」と言い始め、しかも「お腹に赤ちゃんが‥」と衝撃の告白。宝塚蓬莱峡の崖っぷちに連れて行き、突き落とした。1年以上経って白骨死体として発見された時もバレずに済んだのに、考古学の教授となった宗三は、つい蓬莱峡で見つけたガラス釧(弥生時代の出土品)を同僚に自慢し、そこから足がついてしまった。と、そこまではいいのだが、証言者が1年前に東京で乗ったタクシーの運転手で、その人が田舎の有馬でまた宗三を乗せたことを思い出したっていうのがあまりにも偶然、あまりにも運転手の記憶力が良すぎて嘘くささを感じる。

・死んだ馬
池野典也は年をとってはいるが敏腕建築士。これは利用価値ありと踏んだホステス三沙子は色仕掛けで落とし、まんまと結婚。が、精力的にも技術的にも衰えの見え始めた池野に不安を感じ、その愛弟子秋岡にすり寄り、これまた色仕掛けでそそのかし、池田を殺させる。もともと男性としての魅力がない秋岡とは体の関係を断ち、女性を紹介して結婚させた。秋岡の技術的才能で池田設計事務所は以前にも増して発展する。秋岡としては独立したい。が、三沙子がそれを許さない。そこで秋岡2度目の殺人。‥バカですね〜。何と言われようととりあえず事務所を出ちゃえばよかったのに。なにも殺さなくても‥三沙子も共犯者なんだからね。

⭐︎教訓、女の色仕掛けに気をつけよう。

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2026年04月13日

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