【感想・ネタバレ】SSSランクダンジョンでナイフ一本手渡され追放された白魔導師 ユグドラシルの呪いにより弱点である魔力不足を克服し世界最強へと至る 2のレビュー

カミトイチ / 上下瑞樹 / 眠介

「小説家になろう」にてハイファンタジー部門、日間・週間・月間１位を獲得した大注目作、待望のコミカライズ!
魔族バイガンを一蹴し、奴隷の少女リアナを救出したレイは、リアナと契約し従者として旅の仲間に加えることに。かつての恩人であるネネモアとの再会を目指し二人は王都を目指す――。
一方その頃、レイを見捨てたロキ達<グンキノドンワ>はAランクからSランクへと昇格を果たし、冒険者として最高の栄誉を手に入れていた、のだが――？
最弱だった少年がナイフ一本で無双する最強ハイファンタジー、物語が大きく動き出す第２巻!

[KF · ★★★☆☆]

5巻まで読んだ感想(ネタバレ有

1～3巻くらいまでは普通に主人公が無双する系で他のなろう系と同じように流し読みでもそれなりに楽しめる作品だった。
ただ、4巻以降から無双する爽快感よりも甘さが目立つ主人公にストレスを感じる人も多いと感じたから忠告の意味も込めて少しネタバレ書きます。
例を挙げると、
・1巻で主人公を見捨てた戦士に王都で遭遇するも、見捨てたということの証拠隠滅の為に主人公を殺そう襲ってくる。
　その際に、戦士に仕えてる執事もグルになって主人公と奴隷の女の子が分断され女の子がぼこぼこにされてしまうが
　それでも尚主人公はあれこれ理由付けて襲ってきた戦士の治療をしてしまう。
・5巻で主人公を見捨てた女剣士の兄が主人公に会いに来て治療を依頼。
　あっさりと主人公は女剣士の治療を承諾してしまう。
主人公が探してる女性が魔物に改造されてるえぐい回想描写のシーンで5巻終了。
魔物に改造された女の子はもしかしたら主人公の能力で元通りになるのかもしれないけど、全体的に爽快感が薄れてきてるから自分は5巻で終了かもしれない。
無双系に求めてるのは爽快感であって、悪人に対して寛容な聖人ではないからね。