あらすじ
はるか昔、空から落ちてきた異形の生物――星屑獣によって人類は地上を奪われ、生活の場は空に浮かぶ星浮島へと移った。
星屑獣と戦うには、彼らの核から作られた星輝剣と同調することが不可欠だった。しかし、地上を取り戻すと息巻く少年リュートにはその才能がなく、能力のない者を支持する人もいなかった。それでも、足掻き続けるリュートの前に一人の少女――カリナが降ってくる。
「星屑獣を倒して、星になる。どの星にも負けないくらい輝きたいの」
数少ない星輝剣の使い手だが、世間知らずな女の子のカリナ。二人の出会いを境に世界の運命が動き出す。彼女の本当の願いとは……?
星と魂の輝きが織りなすボーイミーツガール、開幕!
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主人公への感情移入が難しい。生い立ちや過去の出来事等の理由があるのだろうとは思うけれど言動が二転三転する上に、はっきり言って好感の持てる性格ではない。
ヒロイン含む周囲のキャラの主人公に対する評価への説明不足というか説得力の乏しさによる置いてけぼり感を強く感じてしまった。
主人公がとにかくうざかった
主人公は英雄と呼ばれた姉の弟としての重み、自分のせいで姉が死んだという罪悪感を抱いているため、15歳という年齢の未熟さもあって、色々と頑なで猪突猛進な性格です。
が、それを考慮しても言動が色々とうざかった。
気に食わないことや納得いかないことには直ぐに突っかかるし、相手の忠告には耳を貸さず自分の方が正しいという言動を取る。勝利したという事実に対して調子に乗る発言をする。勝手に期待してそれが叶わないと切れる。
挙げ句の果てに散々忠告されてきたことを改善せず、仲間を死なせる。
主人公に対してイライラしっぱなしだったので、主人公のせいで仲間が死んだ展開を読んだ瞬時に我慢の限界が来て読むのを辞めました。
ここまで主人公に対して本気で好感を抱けない作品は久しぶりでした。
主人公がとにかくうざく、イライラしっぱなし、色々とムカついたので2巻出ても絶対に買いません。
かなり好き嫌いが別れる主人公なので、これから読む人は「主人公はかなりうざい」と覚悟して読んだ方が良いです