【感想・ネタバレ】あと30分早く帰れる! 子育て教師の超効率仕事術のレビュー

あらすじ

仕事に育児に家事に……絶対的に時間が足りない!
そんな教師のあなたへ贈る、超実践的な時間やりくり術!

毎日学級経営や授業づくりでやることは一杯、そんな中、まだまだ手の離れない子を育てていて、パートナーも自分の仕事で忙しい。それでも仕事と育児をこなしながら、家事も完璧にしなければ……と頑張るも、毎日、理想通りにできない自分を責めていませんか?
教師を笑顔で続けていくためにも、そして、今しかできない子育てを後悔しないためにも、全部をやろうとするのはやめましょう!
その代わり、「これは落としてはいけない、落としたくない」と考えるものに力を入れればよいのです!

本書では、小学校教師をしながら2人の子どもを育てあげた著者が試行錯誤の末にたどりついた、仕事を無理なく続けるための必殺技を大公開。
「仕事が早くおわる時短術」「家事・育児の時短術」「職場の人間関係」「学級経営のポイント」……etc、今日からどんな職場でもできる、当たり前だけど見落としがちなコツが満載です。

・自分の中での定時を決めて死守する
・「1分仕事」、「5分仕事」をストックしておく
・教室内の物の置き場を決めておけば急な休みも安心!
・学期末が楽になる所見メモの作り方
・同僚へのお返しはお菓子でなくちょっと面倒な仕事で返す
・ゆっくり向き合えない我が子と心をつなぐ「交換日記」
・「ほどほどできればOK」で家族へのイライラ激減!
・部屋が汚くても死なない!

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Posted by ブクログ

私の大好きな宇野先生の仕事術の本。

「なるほど!」とか、「そう!そうなの!」とかばっかり言いながら拝読する予感しかしなかったので、即予約して購入。

第一章は、「うんうん、そうだよね!」の内容。今は、こう感じるのを私だけじゃないのを知っているけれど、当時、この本があったら、もうちょっと楽だったという内容。

第二章の家庭編は、宇野先生の方が緻密であることを実感しながら読む。ここまで細かくは考えていなかった…。けれど、方向性としては同じ。そして、宇野先生も焦りを感じていたのね、そういうのを当時知りたかった!と思った。当時はまだTwitter全盛期の頃。途中からFacebookに移行したけれど、まわりには同じ世代の子育て情報が全然無くて、女性教師の本もなんだかいまいちな本しか見つけられなくて、本当に焦っていたり、へこんでいた。

学校編は、仕事術。色々な仕事術の本は読んでいるので、知っているものも、やっていることもあるけれど、その視点があったか!という目からウロコなものも。(使わせていただきます。)
ただ、仕事術だけを求めて読むならば、岩瀬直樹さんの「成果を上げて5時に帰る教師の仕事術」の方が詳しいし、イメージしやすいかもしれない。特化されているので。

第三章、四章は、「そうそう、そうだよねぇ…」と同意。これも、当時に知りたかった内容。

第五章は、「その視点があったか!もったいないことしたかも」というものと、子育ても後半の私にとって、身が引き締まるような一言も。

これは、ホント、当時あったらバイブルのように読んでいたと思う本。

だけど今は、もう、必要だと思った仕事術しか私には使えない…(泣)。今年復帰して頑張っている私の好きな同僚にプレゼントしちゃおうかな。そして、今後、私が出会う復帰した子育て先生を見つけてはプレゼントしてしまうような気がする、そんな本でした。

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2023年03月04日

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