感情タグBEST3
Posted by ブクログ
期待を裏切らない。
否、期待を上回る、「らしさ」に安堵。
鶴松と菊乃の対話のテンポ、落とし方。
腹の音(笑)
目に浮かぶ。むしろ動画で脳裏に繰り広げられる。
ポップで、しかしちゃんと時代を放り投げる事無く。
爽快。
痛快と言うには、ズシンとくる。それもまた、悪くない。
タイトルの付け方を見るに、続編は座して待つ。で、良いのかな?
まだまだ張られた伏線回収するには回を重ねるはず。
長編になればなるほど深みを増すのがこの作者の強味。
続刊、お待ちしております。
Posted by ブクログ
こんなに夢中になってラノベを読んだのは久々です。
江戸時代設定で今でいうアセクシャルと児童への性加害をも扱っているのですが子どもも大人も楽しめる、良い作品だと思います。
二組の親子が出てきて、母と子という関係性が、実の親子でもそうじゃなくてもどういうものなのか考えさせられました。
小気味良く書かれた戦闘シーンも挿絵がなくても想像できるのは自分がアニメ好きだからかもしれません。
もう少し挿絵があればなお楽しめたかも。
二十八歳の菊乃が死んだと思った瞬間、次に気がついたとき七歳くらいの子どもになってよみがえってきた意味を、最後に降魔師の鶴松が話したとき、あーよかった!これからもこの二人は一緒に弱いひとを助け悪と戦うんだなと心からほっこりしました。
そして続くんですね、この世界は。