あらすじ
「ソバーキュリアス」とは、「sober」(シラフ)と「curious」(好奇心)からなる言葉で、元々お酒を飲める人が自分の意思で飲まないことを選択するというライフスタイルのこと。新たなムーブメントとして注目されるソバーキュリアスを実践する人を、「ソバキュリアン」と呼ぶ。
「酒をやめれば、ラクになれるのか」「“適正な飲酒”とは? 」
「なぜアルコールはこんなにも幅をきかせているのか? 」
「二日酔いのない人生はどんな感じだろう? 」
飲まない生き方を選択するとどんな人生が待っているのか――ソバーキュリアスというトレンドワードの生みの親が、飲まない生き方=ソバーキュリアスの実践方法を紹介した1冊。
ソバーキュリアスを選択するとどうなるのか?
●すっきり目ざめて心と体がシャキッとする
●集中力がアップして作業能率が上がる
●ストレスが減ってイライラしなくなる
●気力や自信がつき前向きになる
●肌ツヤがよくなる
●他人をわずらわしいと思わなくなる
●問題意識が芽生え将来のシナリオが変わる
酒をやめて失うものはただひとつ――酔っぱらうことだけ。飲まない人生に「退屈」の文字はない!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
なぜお酒を飲むのかを飲む前にしっかり考えてみること。惰性で人に合わせて飲むのはやめよう。これからの若者の世代では、無理してお酒を飲まなくても、十分に楽しい時間を過ごせる。
Posted by ブクログ
断酒ではなく「ソバキュリ」、リラプスではなくて「リマインダー通知」、その他「アル恋」「オーガズムな眠り」など語彙がいちいちポップな現代版禁酒セラピー。
最近はお酒を意図的に飲まない人が増えてきているし、ノンアルコール飲料市場も年々拡大、科学的にも「百害あって一利なし」がファイナルアンサーということで、アルコールがタバコと同じ運命を辿るのは時間の問題のようだ。若干ならず痛い記述も目立つのだが、ソバーキュリアス・ムーブメントの起点となった記念碑的一冊。
個人的には完全なアル中なので、何とかしたいと思う今日このごろ。
Posted by ブクログ
これだ!という閃きを得た感じ。
ここ最近、金曜日以外は休肝日なのに、金曜無茶飲みして土曜を二日酔いで瀕死、という飲み方をしていて。
しかもその飲み会でやたら毒吐いたり、予期せぬ(冷静に考えたらしないだろう)やらかしをしたりして後悔することが続いた。しかも覚えてない。他人から「○○さんの悪口言ってたよ」って言われてびっくりするみたいな。(最低)
これって、お酒に依存してるんじゃない?って思って手に取ったのがきっかけ。
お酒には人にどう思われているか推測する脳の部位を弱まらせる効果があって、飲み会のあの謎の楽しさは、リラックスしてわかり合ってるんじゃなくて他人の変化に鈍感になってるだけってのも目からウロコだった。あくまで自分の中の話だった。
勝負事(ゴルフとかライブ)とかの時は飲まないことにしているんだけど、それは良くも悪くも結果を生身で、その時のリアルな感情で受け止めたいから。じゃあ、それを一生続けられないかな?と思った。
お酒飲まないってなって、何人の友達が減るかな、と思いつつ少し楽しみな自分もいる。いきなりゼロはまあ難しいんだろうけど、行動を変えれば習慣が変わるというし。健康にも良さそうなのでやってみよう!
Posted by ブクログ
禁酒本の体裁だが、新しい生き方を推奨する本でした。酒でもタバコでも、何かの力を借りることが習慣化すると、自分本来の力が弱るし、ストレス発散で飲んでいるとすれば、ストレスから逃避しているだけで解決になっていない。ストレスとは、自分はどんなことにストレス感じるか分かるチャンスで、自分と向き合うと結果ハッピーになれるから、向き合って自分らしく生きようとすすめてくれる本。
Posted by ブクログ
なかなか面白かった。
禁酒の本はいろいろ読んだが、改めて、なぜ飲みたいと思ってしまうのかという根本的なところに気づかされた。お酒を飲まなくてもハイになれるというのはその通りだと思う。まさに百害あって一利なし…。次の飲み会でソバキュリデビューしてみたい。
Posted by ブクログ
飲まない生き方の紹介。
飲むことが悪いわけではない。飲む理由が明確であるべき。
本書では、飲まないことで得られた筆者の体験をもとにメリットが書かれている。
Posted by ブクログ
禁酒することにより、本来あった感情(ポジティブ)、感覚まで再び感じられるという点は興味深かった。占星術やこんまりの話まで飛ぶのは、少し違和感あった。まずは家でソバキュリデビューをします。
Posted by ブクログ
禁酒、お酒を飲まないとさまざまなメリットがありますよと、デメリットはひとつもないといった内容で、自分もお酒による失敗が人より多いので、共感できる内容も多々あありました。
当然お酒を飲まなければ、身体に負担はかからないし、睡眠の質もあがるし、二日酔いにもならないし、いいことしかない事もわかっています。
なので、最近家での晩酌を10日くらいやめていたのですが、リラプスしてしまった。リマインダー機能に感謝。
自分の人生だから、お酒を飲みたい時には飲むし、今日はやめておこうという時は飲まないといったスタンスでこれからも変わらずお酒といいお付き合いをしていきたいと思います。
・分かったこともある。酒をやめて失うものはただひとつ。 酔っ払うことだけ。 以上!
・酒は人の仲を取り持つ。
↑その通り!シラフでの付き合いができない人、できる人がいるけど、圧倒的にお酒をのんだ方がなかを取り持つ。
意味ないけどね~
・恋人募集中の人にはセックスアピールに磨きをかける研磨剤。
↑お酒はローションの役目。セックスにおける麻薬。
・酒で得られる開放感は長続きしない割に高い代償を払わされる。悪魔との取引。
・正直言って「ウェルネス」という言葉の響きは好きになれない。宣伝文句。笑
・酒そのものは悪くない。問題は酒を飲む理由と飲み方である。
Posted by ブクログ
飲酒しなくなって、2年経ってこの本を読んだ。共感できる点が、たくさんあった。
人生の豊かさや時間の価値観の変化に気がつくまでが、長いんだよな~。
Posted by ブクログ
依存症にはグレーゾーンがある。断酒のアプローチにもグレーゾーンがあっていいのではないか。
ほどほど、は通用しない。
飲酒の習慣を変えるには、脳に新しい回路を作る=慣れないことに慣れる。
アルコールへの渇望は糖分に対する渇望でもある。同時にはやめないこと。
そもそも、じっと座っていることを拷問のように感じるからアルコールに手が伸びる。嗜癖とは、この瞬間から逃れようとすること、の意味。黙ってじっとする瞑想は依存の対極にある。
瞑想も習うより慣れろ。とにかく始める。続ける。
断酒の最大のメリットはよく眠れること。アルコールによって浅い眠りには容易には入れる。ノンレム睡眠には入れない。
夜中に目が覚めるのもアルコールの鎮静効果が切れるから。
ETG尿検査でアルコールの影響が分かる。
気楽に生きた先人をうらやましく思わない。うらやましいのか困難な人生を生きた人だ。
瞑想は依存の対極。
飲みたくなる理由を深堀する。