【感想・ネタバレ】最強電撃艦隊【3】巨艦決戦! 大和突撃のレビュー

あらすじ

日本軍の機密兵器である高高度偵察機は、いまだ露見されておらず、絶大な戦果をあげていた。
善戦を続ける日本に対し、米国は日本本土攻撃を開始するが、日本側は接近する空母をいち早く察知し、攻撃は失敗に終わる。苦戦続きの米太平洋艦隊は戦略の方針転換を行い、極秘裏のうちにガダルカナル島へ航空基地を建設、ツラギ飛行艇基地を襲撃する。
一転して窮地に陥ったラバウル防衛隊であったが、救援に訪れた戦艦「霧島」と装甲空母「比叡」からなる第七電撃艦隊の活躍により、からくもラバウルを死守する。
ここにきて日本は、電撃艦隊を多数投入する大規模作戦……ガダルカナルとポートモレスビーの同時攻略を決意する!

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匿名

ネタバレ

すみませんが……。

何十年か昔、ある作家が『架空戦記』小説の中で、《超兵器》なる子供じみた発想の戦艦やら空母やらをドンドン出してきて、パラレルワールドの日本はそれらのお陰で大勝利、めでたしめでたし…みたいな小説が作られました。
そんな子供騙しに近い小説が、当時は何故か(!)ヒットしてしまい、『オイ、そんなものを作るだけの鉄鋼、石油、爆薬、それから作る為の工員まで、何処からどうやって工面したんだよ?!』って、当時は本気で怒っていました。(まだ若かったので……。)
負けた戦争に悔しがるなら、もうちょっと前向きに考えたものを書けば良いのに、一時の憂さ晴らしで良いのか、購読者も読んだらサッサと捨てているような状況に、「こんな事をしていたら、日本の出版業界は将来メチャメチャになるぞ」と思っていましたが、あれから幾星霜…、やっぱり日本の出版業界は瀕死に近い状態に成っています。
にも関わらず、何故今だにこうした週刊漫画誌の様に、読み終わったらポイ捨てされるような中味の無い小説を出版しているのでしょうか…?!

お好きで読んでいる方がいたら本当にごめんなさい。ただ、これはもう漫画以下の代物でしか有りません。
こうした本が大量に製本されて、そのまま廃棄場へまっしぐらの光景を想像するだに《資源の無駄遣い》と云う言葉が頭に浮かびます。各出版社の皆さん《電子書籍だから…》と云う逃げ口上は聞きたくありません。
御社が潰れる前に、日本の出版文化について全社総出で検討してください。
コンビニの弁当より酷い『作ったものを(売れなかったら)返本されて焼却』なんて続けていたら、読みたい本も読めない時代に成ってしまいますよ!!

#切ない #じれったい

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2024年01月20日

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