【感想・ネタバレ】日本の憲法 最初の話のレビュー

あらすじ

「できるだけ、憲法や法律や条約などがどうしてそんなふうに書かれているのか? という背景や歴史、意義や目的などまでかみくだいて訳すように心がけました。
憲法というものが、ちゃんと私のためにあるんだ、といつでも思い出せるように。
私のかけがえのない自由や人権を、誰にも奪われないように。
そして何より、私も、あなたも、一人一人の誰もが、個人として尊重されながら自分の人生を生きていくために」
――「はじめに」より

憲法改正、ジェンダー平等、教育問題、社会格差、戦争と平和、核兵器、地球温暖化――
国内外の憲法や法律、条約、判決、宣言などに込められた意味と心を大胆に「詩訳」。
ほかの誰でもない、「私」の問題として捉えるために。

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Posted by ブクログ

「憲法」って難しいイメージだったけど、この本は憲法の内容を詩にして分かりやすく伝えてくれてとても勉強になりました。これを入口に日本の憲法や政治について勉強しようと思います。

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2023年06月30日

Posted by ブクログ

Twitterでたまたま見かけて気になって手に取ってみた。

タイトルと同じ、「日本の憲法 最初の話」と名付けられた前文の詩訳が素晴らしく、またその全文を、詩訳者名を表示し、改変を行わない限り、転載、翻訳、朗読、公衆送信自由であると明記されていたことに胸が震えた。

作中で訳されているもののいくつかは、小学生の頃から中学受験に合わせてキーワードを暗記してきたようなもの(健康で文化的な最低限度の、とか)で、それが今こうして目の前に改めてあらわれると、その迫力に驚いた。
基本的人権がある、あると思える国にしたいな

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2023年08月16日

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