あらすじ
北京五輪のフリーで5度の4回転ジャンプを決め金メダルを獲得したネイサン・チェン。
その栄光の裏には、想像を絶する苦悩の日々、家族やチームとの絆があった。
トップスケーターが舞台裏を語り尽くす貴重な回顧録。
プリウスで32万キロ移動しながら技術を高めた2011年/名コーチ・ラフの教え「一歩さがって迂回せよ」/4回転習得と引き換えに悲鳴をあげた股関節/追い詰められた平昌「リンクから出ていきたい」/「タイガー・マザー」の母との葛藤/北京直前のプログラム変更決断……クワドキングが赤裸々に綴る、金メダル獲得までの物語。
[目次]
はじめに ベラ・ウォン
プロローグ
第1章 はじまりのころ
第2章 スケート生活
第3章 アメリカの希望(ホープ)
第4章 恐怖心
第5章 新たな挑戦
第6章 パンデミック
第7章 支えてくれる人たち
第8章 別の道筋をたどって
第9章 2度めのチャンス
エピローグ
謝辞
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Posted by ブクログ
北京五輪男子シングル金メダリスト・ネイサンチェンによる自伝。
普段のインタビューも紳士かつ真摯そして頭脳明晰(ゆえにやや速い英語)なネイサンが綴る自伝はその性格から来る落ち着きとアスリートとしての情熱を存分に感じられました。
小さいころから五輪を目指し一家が(特にお母さん!すごい!)ネイサンのために協力し合って金メダルに辿りいたときにはこちらも「やったね!」となり、北京五輪当時を思い出しました!
読んでいて馴染みのある方々のお名前も出てきたりしてそれも興味深かったです。
これからのネイサンもネイサン自身が信じる道を邁進していくことを願っています。
※KADOKAWAさんのキャンペーンに当選していただいた本です。ありがとうございました。
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五輪を目指す人というのはネイサンに限らず小さい頃から五輪そしてメダルのために頑張るという決意をする人が多いですよね。それが「五輪=テレビで観るもの」の凡人の私からすると本当に未知の世界でした。