あらすじ
マカヒキでの日本ダービー制覇や
ラヴズオンリーユーでのブリーダーズカップ フィリー&メアターフ勝利など
数々のG1レースを制してきた、
日本を代表するジョッキー・川田将雅。
2022年には最多勝利・最高勝率・最多賞金獲得の三冠を実現し、
史上4人目となる「騎手大賞」を獲得。
9年ぶりの「JRA生え抜きリーディングジョッキー」となった。
その活躍の原動力といえる
負け続けた末につかんだ「思考法」を本書で全公開。
・僕には「日本一」になる以外、選択肢はなかった
・騎手人生を大きく変えたひと言
・大事な場面で結果を出せる人、出せない人の違い
・感情を失った5年間、なぜ笑えなくなったのか
・逃げない、媚びない、揺るがない
・トップを獲るために求めたマインドの変化
・自らの言葉に宿る責任、だから僕は嘘をつかない
・リーディングの頂から見えた景色、その向こうにあるもの
「結果」を出すメンタルマネジメントの極意が満載。
競馬界屈指の仕事人が語り明かす、待望の初著書!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
自分はメンタルがとても弱く、川田騎手の性格に憧れてこの本を手にした。自分と川田騎手とでは育った環境が全く違うので、川田騎手のようなメンタルを手にするのは難しいが、川田騎手の考え方は参考にできる部分が沢山あった。この本を読んで、これからも川田騎手を応援したいと思った。
Posted by ブクログ
仕事人としての勝つため、生き残るための妥協なき思考が学べる。
「求められていることは何か考える、それに最大限応えるように段取り、ゴールまで手を抜かない」
随所で川田騎手の仕事人としての思考が学べ、ビジネスとの共通項も多数。
特に、インタビューにおける言葉選びに対しての意識を知って見方ががらっと変わった。
(memo)
・競馬のスポーツの側面を世間にもっと広めたい
・幼少期の虐待寸前(ではない・・)の教育で人格形成
・大人の顔色を窺う
求められていることを考え、察し、最大限それに応える(仕事人思考)
・愛想のなさはハードルの低さとしてポジティブに捉える
・8着争いに全力で打ち勝つ・ゴール前でお尻をあげない
プロ意識、顧客目線を徹底している。
・2014年は95勝
トゥザワールドとハープスターの年
騎乗停止と怪我をおそれ、怯えて騎乗数を制限してしまった。初めての緊張と緊張再現による失敗。
緊張は自分の持てる力以上を出そうとするから起きる。普段通りのことを普段通りにやるだけの境地であれば起こり得ない。
・藤岡佑介、津村明秀、福永祐一、松田調教師とのエピソード
Posted by ブクログ
父は佐賀競馬の調教師で元ジョッキー川田孝好の息子であった事、4代続いたジョッキーの家系であるなど知らなかった。サラブレッドへの尊重と道具や馬主への配慮、彼の仕事ぶりを知り熱くなった。
両親という存在が川田の強みであり、その負けっぱなしは許さないというしつけが彼の勝つための本質である。これからの彼の競馬がより楽しみになった。これからも、リーディングジョッキーをとって欲しい。
幼少期から周りを窺い、自分で考えて行動していたからか大変読みやすい自叙伝だった。
Posted by ブクログ
安田記念ジャンタルマンタルで制した日に読んだ!
ありがとうございます!
川田将雅ジョッキーの人となりが知れて面白い!
大事なのは考えること、察すること、想像すること、
Posted by ブクログ
「それでこそ」としか言いようのない、自信と確信に満ちたブレない文章で川田騎手のことがより好きになった。特に、後輩へのアドバイスについての項は痺れた。幼少期の両親とのエピソードも強烈で、エッセイとしても面白かった。
Posted by ブクログ
おもしろかった。
エッセイとしても、ビジネス書としても。
負けてるときとか、劣っていると思うときにどうすればいいか書かれている。
冷静に分析し、何が必要か考え努力する。
川田さんが津村や藤岡を見たように。
幼少期の喧嘩に負けて帰ってきたら、
お母さんを殴りなさいと殴らされたことや、
競馬学校を辞めさせてくれなければ死ぬと言ったときに、じゃあ死になさいと言われたエピソードがおもしろい。
Posted by ブクログ
競馬の世界が日常にある家庭で育った川田騎手の道具を大切にする思いや、馬との日頃の接し方がわかる少年時代の話。
もともと、メンタルの強い人間で参考になるとは思えなかったが、準備の大切さはやはり大切なんだと学びました。
Posted by ブクログ
JRAジョッキーの川田さんの伝記。自分は競馬
をしてないので他のジョッキーや馬などはよく分からないが、この方は幼少期から今に至るまで尋常でない経験をされてきたのだと感心した。やはりトップに立つ人の努力は半端ないと思います。
Posted by ブクログ
本屋でふと気になって手にした本。
自分は競馬にそんなに詳しくなくて、著者の騎手の方も名前は知っているぐらいの感じだったが、意外と過激な幼少期を過ごしていたんだなと思った。
著者の仕事人としてのエッセンスが詰まった本。
自分なりにとことん考え抜く姿勢が大事だなと感じた。
Posted by ブクログ
川田は異端児的なところがあります。
そんな川田が何を考え、どんな思いで騎乗してきたのがよくわかりました。
決して、器用ではない男。
これからも応援したくなりました。