【感想・ネタバレ】エレナの炬火 2のレビュー

あらすじ

世界中を巻き込んだ戦争から数年。
大国の利害関係に翻弄された、北方の小国はいまだ戦争に国土と国民が傷ついていた。
懸命に復興を目指す国家において、取り残される人々がいた。
国家の為に働くことのできない病人やけが人たちは社会から疎外されるしかなかった。

第2巻では紫蘭館で働くエレナの仲間たち、そしてそこを取り巻く社会情勢が描かれる。
誰よりも優しい心と秘めた特殊能力を持つサナ、普段は庭師として働きながら実は紫蘭館を守る戦士であるヴィーリ、紫蘭館で育つ孤児の双子スオラとソケリ。
彼らはエレナに影響され、前向きに、懸命に歩んでいく。
しかし社会動乱をこころむ隣国の魔の手がノルド共和国に迫る。
暗躍する『鬼火』と呼ばれる男が物語に影を落とすこととなる。
それでも生をあきらめず、世のなかのためにあろうとする少女エレナはいずれ国家の福祉を変える偉人となる。

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Posted by ブクログ

一巻でもそうだったけど、かわいいキャラに隠された終戦直後の混乱や問題をけっこう赤裸々に描いてるのが上手い。続きが楽しみ...だけど、これ完全に大河ドラマコースなので、本気で続けると完結はずっと先。ぜひそうあってほしい。
あと、このマンガを読む人にはぜひフィンランドの対ソ戦(冬戦争とか)を調べてからだともっと楽しめるので強くおすすめ。

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2024年03月10日

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