あらすじ
遠野の大妖怪・ムジナは美しい現代女性・のり子と結婚した。しかしムジナは就職ができぬ。結果のり子は会社へ、ムジナはイクメンに! 大妖怪子育て奮闘コメディー!
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Posted by ブクログ
「おのれ人間ども」2巻。で最終巻、らしいです。
なんとも中途半端なおわり方をしているところを見るに、打ち切られてしまったのかな。
キナコちゃんの成長が早く(漫画として描くには)子育てコメディよりも、妖怪バトル漫画へ移行してゆくのかな。そういう展開も増えてきたしな、と思ったところだったので、さらっと各話タイトルに「最終話」がついているのにびっくりしました。
いや、面白かったんだけどなぁ。
夫婦デートのイチャイチャ話とか、いざこざからのママ友回とか、呪い屋騒動とか、ポイントポイントで刺さる部分があったので、これで終わりというのは寂しい。
翔子さんとのいざこざ回で仲直りの際の、自分以外の力を使ってしまったけれど、力の持ち主からしたらこっちなんて部外者だよ、という場面。諦観と達観が混ざっているいい解釈だと思いました。
この回は、人外の存在に対する敬意、恐怖が感じられていいです。実はのり子さんに一番足りていない部分だったりしますけどね。すごい存在が身近にいるせいで、感覚がバグるというアレです。
本屋さんで見かけて、八十八良ってペルソナ4コマの人だよなぁ。4コマ面白かったし、とりあえず買ってみようかな、で読んだ「おのれ人間ども」。最終話なのは残念ですが、満足できたので他の作品も読んでみようと思います。
本屋さんに行く理由は、こういう思いがけない出会いにありますね。
ネット上でお目当てのもの以外を買うことってないものなぁ。本屋さんで実物見た時の購入瞬発力は強いです。
便利だけどねネット購入は。出会いで感じる力の強さは、本屋さんの方が上です。
個人的な感覚なお話。