【感想・ネタバレ】どクズな家族と別れる方法 天才の姉は実はダメ女。無能と言われた妹は救国の魔導士だった ： 2のレビュー

早田結 / 黒埼

家族から虐げられていたノエルは、姉に殺されかけたことをきっかけに魔法の才能が芽生え、結界を張れるようになったことで、死を免れた。彼女は虐待をしてくる家族から逃れるために、国立学園を受験する。学園で出会ったアルノールと共に様々な出来事を乗り越えていったノエル。授かった子供と一緒に幸せな日々を過ごすのだが……。
厳しい家庭環境の中、めげずに生き抜く令嬢の逆転劇、彼女達のその後を描く第2弾！※第10回ネット小説大賞受賞作

[Willow · ★★★☆☆]

その後の家族

国神の意思に背いた前国王夫妻がいなくなってからのお話。
主人公ノエル達の世代、そしてその子供世代のお話がほのぼのします。私のお気に入りはルシアンですかね。。。やや出生が可哀想といえば可哀想ですが、これから強く育って欲しいものです。
ただ、彼の母親がちょっと改心してこの世を楽しみ出した、みたいなくだりは別に読みたいとは思わないし、いい雰囲気になった学者風味の男も要らない。
薔薇のゴラツィの活躍とか、ルシアンの抵抗への報復攻撃の冒険譚などが続いてくれたらいいのに、と思いました。

＃ほのぼの ＃エモい ＃シュール

[匿名 · ★★☆☆☆]

竜頭蛇尾

1巻はとても良かったです。ドクズな家族に虐げられてきたノエルが自分のできる限りを尽くして生き抜き、大切な人と出会い、二人は思い合い未来をつかみ大団円でした。続巻が出たので、いったい何をつなげるのかと思い購入したら、ただの後日談で、私としては、作品の良さを落とすものでした。あの人は実は良い人だったのだというのは要らないです。その人に殺された人、心の傷を負わされた人に失礼です。残念です。