【感想・ネタバレ】おいしいが聞こえるのレビュー

あらすじ

20年間集めてきた、たまごの上に貼られたシール。「煮込まれたトマト」「走るピーマン」など、自分で考えてみた食べ物の慣用句。シュークリームの甘さに救われた雨の日。おじいちゃんが作ってくれた袋麺のカレーうどん。「食べ物」を起点に、笑いから涙までがぎゅっと詰まった三十七篇。読めばきっと、大切なひとと分かちあった食べ物の記憶があたたかく蘇る。著者の原点である大人気自費出版本が、書き下ろしを大幅に加え、装いも新たに文庫化しました。

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Posted by ブクログ

7歳の頃からたまご(の上についている)シールを集めているライター、作家による飯バナ。これまで食エッセイと言えば、たいてい好き嫌いなく、とにかく、美味しそうな話。というのが定石だと思っていたけれど、白いものが食べられない話から始まって、食べるのが遅い話や「おいしい」がわからなくなる話など、キツい話が多かった。でも、本当はこういう話の方がリアルなんだとも思う。

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2025年11月29日

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