あらすじ
20年間集めてきた、たまごの上に貼られたシール。「煮込まれたトマト」「走るピーマン」など、自分で考えてみた食べ物の慣用句。シュークリームの甘さに救われた雨の日。おじいちゃんが作ってくれた袋麺のカレーうどん。「食べ物」を起点に、笑いから涙までがぎゅっと詰まった三十七篇。読めばきっと、大切なひとと分かちあった食べ物の記憶があたたかく蘇る。著者の原点である大人気自費出版本が、書き下ろしを大幅に加え、装いも新たに文庫化しました。
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Posted by ブクログ
食に関するエッセイ。
作者のひらいめぐみさんの感性が面白いなと思った。
食に関する言葉で作った慣用句なんて考えたこともなかった。その中でも「マックの袋を下げて電車に乗る」(場の空気を一変させること)という慣用句はわかる!って思った。
子供の頃はちくわに興味が無かったけど、ちくわの磯辺揚げやちくわパンを大人になってから好きになり、パン屋に行ったらちくわパンを探してるって話もすごく共感した。「環境を変えるだけでいくらでもポテンシャルを引き伸ばせることができるんだ」ってちくわから学ぶことができる作者すごいなって思った。
食べもの香水選手権のわたしの中の優勝は「できたてのパン」かな。
心身共に健康で「おいしいが聞こえる」ことは幸せだなって改めて思った。