あらすじ
1億人が読んだ自己啓発の世界的ベストセラー初の文庫化!
茂木健一郎氏大絶賛!
「人間の『やる気』『勇気』『行動力』を考える上での永遠の名著」
[本書の内容]
男は何も聞かずにキューバへ急いだ――。米西戦争時、マッキンレー大統領はキューバのリーダー・ガルシアへ宛てた手紙をローワンに託した。居場所不明のままボートに飛び乗り、4週間後には手紙を届けて無事生還。自国に勝利をもたらしたという。物語を通じ、物事に積極的に取り組む「自主性」、課題に挑む「行動力」の重要性を説く。100年にわたり支持され続け、1億人以上が読んだ自己啓発の世界的名著。解説:茂木健一郎。
[目次]
はじめに
<第一部 1億人が読んだ物語『ガルシアへの手紙』>
第一章 ガルシアへの手紙 エルバート・ハバード
第二章 解説『ガルシアへの手紙』から学べること
<第二部 『ガルシアへの手紙』の主人公、ローワンによる完全実話の手記に学ぶ>
第三章 ローワンの手記 ガルシアへの手紙を、いかに届けたか アンドリュー・S・ローワン
ローワンの手記 その1
ローワンの手記 その2
ローワンの手記 その3
ローワンの手記 その4
第四章 解説 ローワンの手記から学ぶべきこと
おわりに
付録 エルバート・ハバードの言葉
解説 茂木健一郎
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
インターネットで、『ガルシアへの手紙』について調べていたが、ローワンは架空の人物ではなく、実在の人物だったことを教えてくれた。そして彼は、本当に「ガルシアに手紙を届ける」という任務を、困難な中でもやり遂げた人。
この本を読んで感じたのは、「まず行動すること」の大切さ。そして、「誰かに言われる前に、自ら進んでやる気概」がいかに重要かということ。そして、「つべこべ言わないこと」。つい、理由や言い訳を探してしまいそうな場面でも、ローワンのように黙ってやり抜く姿勢は、胸を打たれます。
自分の周りを振り返ってみると、ローワンのような部下もいれば、逆のタイプもいます。でも、それは「良い・悪い」ではなく、その人に適した業務の与え方や進め方を考え、それぞれの強みや特性を活かしながら、一緒に前へ進む方法を見つけることが、私がローワンに近づく方法と思います。
ローワンのように、黙って、淡々と、確実にやり遂げる。そんな姿勢を少しでも自分の中に育てていきたいと思える一冊。
Posted by ブクログ
言われたことを文句も言わずに愚直にやることの大切さが分かった。やみくもにやるのではなく,情報も大切にしなければならない。世のため人のために頑張らなければならない。・三浦氏は、成功とは、
①自分のやりたいことを見つけ、または見つけようとし、
②よい人間関係を築ける
ことであると考える。三浦氏が考える成功する人の条件とは、
①気概と熱意がある
②明るく、前向きに生きるという覚悟がある
③他人への思いやりと感謝がある
であり、それに合わせて「できる人」の条件として、
①会社の方向、組織の目指しているところをよく知っている
②自分の位置、役割をはずさない
③自分に厳しく、自分をコントロールできる
④反省できる
⑤素直である
が挙げられている。
仕事ができない人
言われたことしかしない。創意工夫をしようとしない。