あらすじ
最近うわの空な国島さん。前例のない感情の正体を、熱海くんたちと一緒に大調査! CREA 夜ふかしマンガ大賞 2023〈第1位〉、宝島社「このマンガがすごい!」2024 オンナ編〈第3位〉の話題作、恋の輪が広がる第3巻。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
もう手放そう、手放そうと思いながら、手放せない漫画の一つ。
どうしてこの作者は、こんなに高校生の空気感を描くのがうまいのだろうか。
高校の頃は、毎日の繰り返しの中で、「どうでもいいこと」について考えこんでた。
でも、もしかして人生で一番大事なことって
こんなこと考えている時間なんじゃないかと思う。
働くようになると、毎日の繰り返しは同じとしても、いくら手にするか、それで何を手に入れるか、私は他人の役に立ってるのか、なんて「どうにもならないこと」ばかり考えて、
「どうでもいいこと」について、考えなくなる。
食べる、とか、呼吸をするとか、その次に
どうでもいいことについて考える。
そんな高校生みたいな、老後にシフトしていきたい。
Posted by ブクログ
今回も素敵なお話ばかりでした…( ; ; )
新キャラの女の子たち魅力的すぎるな…
吉見さんの言う特別感…熱海くんが「吉見さんやから言うけど」って(好きになるのが男の人という事)話したの、吉見さんには言っても良いなと思ったからで、これもかなりの特別ではと思った…!
あと須藤くんも好きだ〜〜輪の中心って感じで色んな人に話しかけてくれるけど、自分の中では何か抱えてて…人は見かけによらないし 人当たり良くて明るいだけの人間じゃない 人間らしくていいね 好き
物語のテンポが心地いい
高校生活の何気ない風景が、落ち着いたテンポで丁寧に描写されています。
少し外した会話のリズムとあいまって絶妙です。
ゆっくり語られていく物語を気持ちよく読み進めていると、癖のある登場人物たちの繊細な心の機微が、スッと自分ごとのように読めてしまう。
読んでいる間じゅうとにかく心地よく、ずっと読み続けたい、終わってほしくないと感じます。
ただ、巻数が進むごとに物語がどう展開していくのかも気になってきました。
もどかしい気持ちで次巻を待っています。