あらすじ
精神力のステータスを育てた主人公レアが手に入れたのは、隠しスキル『使役』。それは、眷属化したキャラの獲得経験値を自分に集約するという、とんでもないスキルだった。
レイドボス級のモンスターさえ多彩な精神魔法で屈服させ、次々眷属を増やしたレアは、増え続ける経験値で自身と配下を強化!
自分だけの最強軍団を構築し、ついにはこの世界における「特定災害生物」に判定されてしまい……?
せっかく魔王になったことだし滅ぼしてみますか、人類を!
感情タグBEST3
遂に
魔王降臨!
…まさかヒロイン(?)様が、御成にあそばされるとは…(・・;)
イイ感じに振り切れていらっしゃいますので、
『良いぞもっとやれ』て応援させていただきます♪
Posted by ブクログ
[経験値で統治する魔王軍の成長物語]
―読んでみて世界観の描写が丁寧さが際立って見えた。経験値でスキルを覚えることができる世界(MMOゲームであり異世界ではない)で経験値をどう振り分けるのかスキルの重ね合わせでどういった派生スキルが手に入るのか?そういった主人公の思考描写が事細かく描かれているので感情移入がしやすかった。
当初は魔王というよりもテイマーっぽい立ち位置の姉御だったのに公式に認められるほどの「魔王キャラ」として成立しているのも面白要素。レイドボスを次々と配下にしていき尚且つキャラクターが魅力的なのもよかった。アリなのに魔王軍団の参謀になれるほど賢い…こういったことが成り立つのがこの作品の経験値という概念ですね。「誰に」「何を」「どれくらい振り分けるか?」を考える楽しさを見せつけられました。
―主人公がやはり1番ステータス高いとは思うんですが,無双しないのが好印象。命令こそしますが,あくまでも裏方に徹していて活躍を部下に譲っているのが魔王として器でかいと感じました。当人は成長した部下のテストをしてるつもりでしょうけどね。ただ蹂躙するだけではなくて経験値効率よく獲得するために苦心するのも珍しい展開でした。あえて配下をプレイヤーに負けさせて経験値を獲得させそいつを倒す!こんなテーマパーク的な楽しみ方をしてるのがこの作品の魔王です。
―配下の魔物の種類が今のところ少ないのでそこの幅がでてくることを期待して楽しみに読んでいきたいと思います。
1巻を読んで
ウェブで結構前に読んだ時に時間を忘れて一気に読みまくった記憶があります。初めはこんな展開だったかな?って感じでしたが、読み進めるにつれてそうだ!こんな事もあったとか!色んな面白かった記憶が蘇りました!今後も楽しく読ませて頂きます。
続編希望
なろうにアップされている原作もあるそうですが、そちらは未読での感想です。
基本的にはVRMMO系のもので、オーバーロードやエステルドバロニアとかが好きな方なら楽しめる作品だと思います。
余計な表現とかが少な目で、ある意味コンパクトで、読みやすいのですが、そのせいか登場人物の描写が少なく(キャラクターが多くて深掘り出来ない?)、悪く言えばキャラクターの個性があまり生きていないようにも感じました(せっかくのNPCとプレイヤーの差異はほとんどないという設定も半分死んでる印象)。多分、書籍化に伴い、かなり校正が入ってそうな感じですし、一巻目なので、何かと制約はあると思いますが、続編次第では大分評価が変わる作品かと思います。
ゲーム実況でしたか
早い話が、架空のご都合主義ゲームの実況中継。
ゲーム内転生などではなく、ゲームを通した仲間とのリアルの生活メインの物語りなどでもなく、ただのゲーム実況でした。
高度のAIとか言う設定によりNPCも普通に話すことから、なんとなくリアルと違和感がないような物語の構成にはなっているんだけど、でもやっぱりゲーム実況。
それが気にならない方なら良いかもだけど、個人的にはこの手のゲーム実況型の小説には感情移入みたいなのが出来ず、読んでいて忌避感があるぐらいなので、3巻までまとめ買いしたけれど、1巻の38%まででギブアップしました。
ストアの小説のあらすじみたいなのに、ゲーム実況とか書いておいて欲しいです。
何が「滅ぼしてみようか、人類を」だよ!
滅ぼすのはゲーム内のNPCとかで、人類じゃねーじゃねーかよ…みたいな?
まるで転生物みたいに書いてあったから買ったのに、詐欺にあった気分だ。
とある異世界の魔王と、ゲーム内の魔王?じゃ全然違うでしょ?