あらすじ
看護師でありシングルマザーの「まゆん」さんと、
自閉スペクトラム症で特別支援級に在籍する
息子の「太郎くん」を包み込むやさしい世界の物語。
太郎くんと暮らす日常は、まゆんさんにとって
「そんな考え方があったんだ」と驚きの連続。
それを否定するか、受け入れるか。
考え方次第で、この世界は変わる。
自分にも人にも優しくなれる
生き方のヒントがここに。
・自閉症の息子の「当たり前」とは。
否定されない環境が作るやさしい世界
・「わかろうとすること」が「相手を思うこと」への第一歩。
感覚過敏の息子にかけた言葉とは
・つまずいたら固まる自閉症の息子が言った
「自分の気持ちは自分だけのものでいい」の意味
・料理に付ける「星の数」の意味。
おいしさの評価だけではないと
気付いた時、世界が広がった
・兄が突然亡くなった時、
家族みんなが「嘘であってほしい」と願った
ほか
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
自閉スペクトラム症の太郎くんと家族の日々を綴ったエッセイマンガ。太郎くんは「今」「明日」「美味しい」「大切」などの目に見えないものを感じ取るのが苦手で周りと感覚が違うことも多い。きっと大変なことだらけだと思うけれど、太郎くんに寄り添い楽しく過ごそうとしている家族が温かかったです。
彼の世界を感じようとして新しい発見があったり、相手を理解しようとお互いが歩み寄る姿は忘れていた当たり前のことに気付かされ、先入観を無くしてもっと自由に人付き合いを楽しんでみようと思いました。