【感想・ネタバレ】星になる時間のレビュー

霧月傑

星空水族館、星のバス、物語のような夜空。
星たちは夜、表情を変え続ける…。

夜空に宝石箱をひっくり返したような幻想風景の写真や作品をSNSで発表し、
多くの反響を得る霧月傑。星空をベースにした独特の表現はほかにはない個性で、
「美しくてため息がでる」「素敵すぎる」と話題に。同氏の初の書籍である本書は
星をつかまえて閉じ込めたような、星の作品集。

[ブクログ · ★★★★☆]

写真集と少しの言葉。本が光を放っているように美しかった。
きらきら輝いているけど、人間がいなくなったあとの世界の1ページかのような、どこか虚しさや寂しさを感じる。
普段目にしている色鮮やかな世界とは違う、鮮やかさというのかな。
どんな感情のときも寄り添ってくれて、それでいてページを開くたびにハッとする。そんな一冊。

[ブクログ · ★★★☆☆]

幻想的な青い光がモチーフのSFチックな写真集。
きらきらした写真が綺麗。
お花のと、水族館の亀の写真が好き。

添えられた詩は文学的すぎて全然意味がわからなかったけども…
作者が、めちゃくちゃ頭が良くて詩的な方なのか
それっぽいことを書いてるだけの方なのか謎。
とにかく私の読解力と偏差値では、まったくこの世界観がわからず。笑
っておもったら、写真と文章は別の方…？


近鉄奈良駅の近くの啓林堂書店２F、
書院ってブックカフェで出会った。2024/01/20