【感想・ネタバレ】24 TWENTY FOUR 今日1日に集中する力のレビュー

あらすじ

私たちに必要なのは
タイムマネジメントでも、効率化でもない。
世界中の叡智が明らかにした
「最高の24時間」を過ごす方法をあなたに。
――最高の人生は、今日この瞬間の先にある―

24時間をもっとも有効に使う方法は
世界中の叡智により、すでに明らかになっています。

答えは、「今、目の前のことにただ集中すること」。

これこそがもっとも充実した24時間を送る方法であり、
私たち人類が、幸福に生きる方法でもあります。

ですが、残酷にも私たち現代人は、
「目の前のことに集中する」ことが
なかなかできません。

人生を安全に、効率よく進めたいという思うほど
情報を求め、SNSやニュースに没頭します。
そしてやるべきことに集中できなくなります。

また、人は不安を感じるとやるべきことに手がつかなくなります。
SNSだけでなく、「気が散る」誘惑は、数限りなく存在します。
人間関係で起きた問題やストレスもあなたから集中力を奪います。
多すぎるタスクも問題です。
マルチタスクは、生産性が40%低下し
仕事を終えるまでの時間を50%増やします。
ネガティブなニュースは、あなたから正常な判断を奪い、
85%の人が簡単にフェイクニュースにだまされるという研究結果もあります。

今の世界は、どうあがいても
自分の24時間に集中するのが難しいのです。

「世界の叡智が示す『最高の24時間』とは
本書は、世界中の一流研究機関の研究者たちによって
行われてきた実験、研究を紹介しながら
「今日1日に集中するにはどうすればいいか」を
一緒に探っていくことを目的にしています。

たとえばこんな研究結果があります。

●「人間の脳はネガティブなニュースを先に処理する傾向がある。
だから、集中したいときはメディアから離れる」
●「作業が4秒中断されるだけでミスの発生率は4倍になる」
●「立派な動機より自分勝手な動機を持つ方が成果に結びつく」
●「人が不安に思うことの9割は、実際には起こらない」
●「人生の選択肢をコイン投げで決めてでも、進んだ方が幸せである」
●「人は『急ぎ』で簡単なタスクを優先しやすい」
(タスクを視覚化すれば、脳は勝手に重要なタスクに集中する)
●「職場に一人でも信頼できる人がいれば、ミッションは達成しやすい」
●「選択に迷ったら信頼できる人の判断をまねる」
●「価値ある人間関係は『観察力』でつくれる」
●「暴言を吐く人と働くと創造性は39%減る」
(一緒に働かない方がクリエイティブになれる)
●「ワクワクするというだけでパフォーマンスは上がる」
●「不安に負けそうになったら、部屋を移動する」
●「人は自分より他人のために何かを達成した方が幸せを感じる」

これらの研究は、私たちが「次にするべきこと」を明確にし、
「今日1日」で最大の結果を手に入れる方法を教えてくれています。

人類永遠の課題である今日1日をどうすごすのか。
それはあなただけに任されたミッションです。

大切なのは、自分だけの一歩を踏み出すこと。
最高の24時間を手に入れる旅にでましょう。

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Posted by ブクログ

全体を通してかなり読みやすく分かりやすかった。
結局は結論を受け入れてマインドセットを変えていくしかない、ということ。

結果ばかりにとらわれるのは確かに勿体ないなと気がつくきっかけはもらった。本書の言う正当化なのかもしれないが、そういう特性も理解しつつ取り組みたい。

結論
自分で選んだことに集中する道中が幸福であることを理解し、結果や未来に囚われないこと。

実践できそうなこと
イフ・ゼン・プランニング。
人はもし〜なら〜すると計画すること。

利点はもし〜なら〜するが科学的に記憶に残りやすいことと、曖昧な目標に対しては行動に移せないこと。



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2025年01月04日

Posted by ブクログ

今日1日に集中する力はタイムマネジメントだけではないことに気づかされました。
特に人間関係は永遠のテーマであり、自分にはあまり関係ない事だと思っていましたが、
案外共感できる部分もあり、改めて見つめ直す事も出来ました。

タイトル通り当初からの目的である時間の使い方は本文に掲載されている『時間管理のマトリックス』を実践してみるのをおすすめします。
是非今あるタスクを当てはめて優先順位をつけてみて下さい。
24時間に集中して取り組むタスクを選択する際、意識的に選ぶ事ができると思います。

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2024年04月03日

Posted by ブクログ

不安に振り回されず幸福感を持ってポジティブに生きるためのヒントを説いている。類似の本は多いが、数々の科学的な根拠を添えて紹介してくれているのが特徴。筆者の個人的な経験論を書いた本だとイマイチピンと来ない、科学的裏付けが欲しい、というような人におすすめ。

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2024年03月05日

Posted by ブクログ

未来への不安、過去への後悔、洪水のように溢れるネット情報、そして煩雑な人間関係。
それらに囚われることなく、いかに今日という日に集中するか。
余計なことにリソースを割かないためにはどうすべきか。

すごく勉強になった。

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2023年07月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・24時間を最も有効に使う方法は目の前の事にただ集中すること
・幸福に必要なことは心身が今に集中すること
・情報を集めるほど人は間違う。ラドバウド大学ダイクスターハウスらの実験
・考えすぎたり情報を集めすぎたりしない方が、行動力や幸福感が高まり仕事や人生が好転する。
・方法はどうであれ人間は進む道を決めたらその選択を後悔しないように行動する。
・人はネガティヴニュースに反応しやすい
・2、8秒で集中力は崩壊する
・今感じている不安は1年後に忘れている。エビングハウスの忘却曲線
・自分の不安な気持ちや感情を1日15分書き出すことを4日間続けると、一時的にネガティヴな感情は生まれるものの、長期的にはポジティブになる。
・不安を興奮と言い換えるだけでパフォーマンスは向上する。
・緊急度は低いが重要度が高いタスクを処理する
・どちらか迷ったらコインを投げてもいいかも笑
・人のために行動することが最高の24時間をもたらしてくれる
・イフ・ゼンプランニングをおこなう。
もし9時になったら〇〇しようみたいな!
・ビジネスマンに最適な集中力を高める方法は運動
・〇〇をしたら〇〇が手に入るみたいに価値づけをするのも大事
・立派な動機より自分勝手な動機をもつ。
・今やるべきことを決断する。今やるべき事に集中する。
・世の中の3割の人が職場の人間関係に悩んでいる
・ホーソン実験によると、生産性を上げるために必要なことが人間関係であることがわかった。

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2023年06月02日

Posted by ブクログ

読みやすかった。
いくつかtipsとなるものもあった。
If then をとりあえず始めてみる

2023.4.11
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2023年04月11日

Posted by ブクログ

ふとした時に考え事をしてしまうなぁと思ってるなか手に取った本。
マインドフルネスの基本的な考えは知っている箇所があったが、新しい学びもあった。

要約としては以下のような話。
現代社会を生きる多くの人は、まるで人生の攻略本が存在するかのように、できるだけ間違いや失敗のない人生、効率よく成功や安全を手に入れられる人生を歩もうとする。 しかし最善の選択肢というものは存在せず、それを追いかけていても幸せにはならない。未来の理想の将来のために1日を過ごすのではなく、今日1日に集中して生きるための考え方・方法が書かれている。

個人的には6章の話が一番響いた。
「追求者より満足者であれ」
自分は完璧主義のような思考をどうしてももってしまい、休日の過ごし方でさえもより生産的な過ごし方はないかと考えてしまう。
そんな追求をするよりも、やりたいと思ったことを早く行動に移すほうが、結果的に満足度・幸福度の高い結果になる。(決断することに意味がある。繰り返すうちに勇気を持って責任を負う覚悟もついてくるのではと思う)
今後は満足者であろうと意識していきたい。

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2023年03月19日

Posted by ブクログ

Audibleで聞いたもの。ピボットに堀田さんが出ていたので、気になり聞いてみた。

多くの1日の中で使えるtipsがあったと思う
・マルチタスクは、作業効率を下げるデータがある。
・今感じてる不安は1年後に合わされている
・私は興奮していると、言葉を発することでパフォーマンスが向上する
このような事は、他の本でも研究されていたが、改めて意識していきたいと感じた。

自分で意思決定をすることの大切さを再度実感することができた。

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2025年11月12日

Posted by ブクログ

参考になるところも微妙にあったけどピンとこなかった
好きなことをやると決めて、決めたら言い訳しない。決めることは大雑把に決めるみたいなことが書いてあったが、やっぱり熟考したいタイプだから共感できず。
そんな変なことは書いてないんじゃないかとは思う

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2023年10月09日

Posted by ブクログ

▼memo------------------------------------------------------------

■不安
・不安に思う事の9割は、実際には起こらない。「心配事の79%は実際には起こらず、16%の出来事は事前に準備していれば対処可能、つまり心配事が現実化するのはたった5%」。(不安は将来起こるかもしれない危険に備える上では、ある程度役に立つかもしれませんが、選択の基準にしたり、行動の指針にしたりするべきものではありません)
・今感じている不安は、1年後には忘れている

・人が先延ばしにする際の引き金となるのは、主に「退屈である事」「イライラさせられること」「大変であること」「曖昧あること」「まとまりがないこと」「ご褒美がないこと」「意義を感じられない事」の7つ。


■情報
・実は多くの研究により、考えすぎたり情報を集めすぎたりしないほうが、行動力や幸福感が高まり、仕事や人生が好転することがわかっています。
・情報でも選択でもなく、目の前のやるべきことをどれだけやったか。その積み重ねが、あなたの未来をつくるのです。

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2023年04月24日

Posted by ブクログ

行動する際に声を出して行動することでやる気とパフォーマンスが向上することにすごく共感できた。またイフゼンプランニングによって行動計画を立てることがプラスに考えて行動できる思考の1つだ。
全てをつかさどっているのが脳であるため、その脳をいかにコントロールできるかが日常から意識することだ。その脳が無意識のうちに身体知に落とし込んでくれる。今まで自然とやっていたことが言語化されていて、わかりやすかった。

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2022年12月22日

Posted by ブクログ

集中してる時、他のことを考えない時間が幸福。

集中封できないように体はできていることを認識する。
ネガティブなことに注意が向きやすくそれは連鎖(増大)してしまう。

対処法
運動で連鎖しないようにする
書き出す 思う 感じるなど洞察言葉で書くとより不安低減

リフレイミング(所詮は過程。95%は起きない。ポジティブ転換。)
前向き言葉口に出す

幸福には
今ある24時間を最高にする 以外幸福得る方法ない
人間関係 報酬や地位より 温かい信頼できる人を一人各環境で作る

24時間充実にはイフゼン こうなればその時はこう と

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2022年12月18日

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