【感想・ネタバレ】50歳の壁 誰にも言えない本音のレビュー

あらすじ

※本書はリフロー型の電子書籍です。

【「昭和おじさん」の複雑な胸の内】

本書では、900人超のインタビューで語られた40歳以上の人たちの「誰にも言えない本音」を紹介し、健康社会学的に有効と思われる対処法を解説します。危機を危機と認識し、その必要なリソースで首尾よく対処すればSOC(ストレス対処力)は高まります。ストレスの雨をしのぐ傘を手に入れれば、雨上がりに草木が一気に成長するように、人間的に成長できるのです。河合薫、愛の激励「腐るな!男たち」。

〈本書の構成〉
プロローグ 悩みを言えない男たち
第1章 誰にも言えない「仕事の本音」
第2章 誰にも知られたくない「曖昧な不安」
第3章 誰にも聞けない「夫婦・男女・親子」問題
第4章 誰もが幸せを目指せる「これからの人生」

〈本書の内容〉
・私は会社の“お荷物”ですか?
・自分を叱って伸ばしてくれる上司がいなくなりました
・育成する部下・後輩がいません
・転職はするも地獄、しないも地獄
・「友だち」と呼べる人がいません
・自分より稼ぎのいい妻に心がざわつきます
・そろそろ親の介護が現実問題になってきました
……ほか

〈著者プロフィール〉
河合薫(かわい・かおる)
健康社会学者(Ph.D)
東京大学大学院医学系研究科博士課程修了。
産業ストレスやポジティブ心理学など健康生成論の視点から「人間の生きる力」に着目した調査研究を幅広く進めている。働く人々のインタビューをフィールドワークとし、その数は900人を超える。長岡技術科学大学非常勤講師、東京大学講師、早稲田大学非常勤講師などを歴任。日経ビジネス、ITmedia ビジネスなどでキャリア開発、組織運営、リーダーシップ、SOCに関する連載を展開。近著『THE HOPE 50歳はどこへ消えた?半径3メートルの幸福論』(プレジデント社)など著書多数。

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Posted by ブクログ

一番最初に飛び込んでくるニュース
皆が知る「磯野波平」が何歳か…
そう言えば誰かそんな話をしていたと思い出すが
髪が1本でおじいちゃんと感じていたあの波平は
まさかの54才だとある。

自分の年齢と比較して非常にまずいと思った。

そんな昭和の50代の話から、いつの間にか若者からも会社からも煙たがられる50代の典型がつらつらとある。
著者の辿った道のりを追体験しているようでなんともハラハラしたり、ちょっぴり刹那くなったりこりゃいかんと思うのである。

若手にはゴールを見据えて準備をするのが当たり前だろ!と言っている自分が、自分の会社員や自分の人生のゴールを見据えていないことに気づいて愕然とした。
そりゃ失敗に失敗を重ねるわけだ。
理想のゴールに行くにはどんなアイテムと相棒が必要で布陣に送る援軍や投下する駒を…

いつからでも遅くない、大丈夫だからと背中を押されるような著者の投げかけに、やってみようと思えるそんな本だった。

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2023年02月02日

Posted by ブクログ

これはいい、、
生きていればいろいろあるさ、人生まだまだ、自分をあきらめるなと励ましの本。やりたいことをやって、行動していこうって。

大事なことは「ありのままの現実、ありのままの自分」を受け入れること。そして、半径3mの世界を大切に過ごしていこうと思えました。

本屋さんで何気なく見つけた本、年の始まりに元気をもらった一冊です。

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2023年01月03日

Posted by ブクログ

50台頑張れ!とエールを送ってくれます。
「幸せは半径3メートル世界にある」この事が核となっている内容です。

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2022年12月14日

Posted by ブクログ

軽いエッセイ風の語りながら内容はこの年代(自分も含めて) にとっては登場する事例も含めて非常にシビア。ダメ出しも多いが、最後はそれぞれに応じた前向きさを持つことが大切であると教わった。行き詰まった時の気分転換に携えておきたい。

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2023年04月10日

Posted by ブクログ

著者が聞いた様々なミドル年代の心の声を紹介しているのはいいものの、回答が浅くて面白くなかった。誰も傷つけない言葉を使おうとしてるので刺さらない。まあ相談者は誰かに聞いてもらえた時点で目的達成してるんでしょうけど。
歳を取ると人付き合いが下手になるというか、「甘える」ことができなくなるのが良くないんでしょうね。そういう生き方をしていると自覚できれば今よりも耐えられると思います。

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2025年08月26日

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