【感想・ネタバレ】学校で命を落とすということ 子どもたちが安心して過ごせる学校となるためにのレビュー

あらすじ

あなたは「指導死」を知っていますか?

学校という閉鎖された環境の中で、これまでどれほどの命が失われてきたのだろうか。学校での事故・事件はどのように隠蔽されてきたのだろうか。不適切な指導によって子どもを失った家族による、18年間の闘いの記録。

【目次】
第1章・学校の中で失われた命
第2章・教師の「指導」をきっかけとした子どもの自殺
第3章・残されたものが前を向いて生きるために
第4章・みんなで作っていく学校の安心

【著者】
安達和美
長崎市生まれ。
2004年、学校内での指導中の自殺により、当時中学2年生だった次男を亡くす。以来、学校での指導のあり方を考え直すための活動を行っている。
「指導死親の会」共同代表
「学校事故・事件を語る会九州」呼びかけ人
NPO法人「子どもの権利オンブズパーソンながさき」理事
一般社団法人「カナリアハート」理事

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Posted by ブクログ

教師の不適切な指導により息子さんを亡くした。学校はこの事例を他山の石として学ばなければ、そして変わらなければいけない。教師は大したことないと思うような何気ない一言でも生徒を大いに傷つける可能性があること、使命感により良かれと思って指導したことが生徒を追い詰める可能性があること、そしてそれが自殺という選択肢にまで至る恐れがあることを強く自覚しなければいけないと思った。

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2023年02月06日

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